鳴尾記念

鳴尾記念2020予想本命馬と傾向

鳴尾記念は阪神競馬場開幕週の初日に実施されます。芝状態がよく、コーナーが4回ある内回りコースの、内ラチ経済コースを走れる逃げ馬・先行馬が圧倒的に有利になります。実力や実績がある馬でも、後方からでは、ずば抜けた実力がない限り差し切るには難しい芝状態です。コーナーが4回ある内回りコースで、機動力と先行力を発揮できる馬の好走度が高く、3コーナーから加速してのロングスパート、ゴール前の急坂を上るまでスピードを持続できるスタミナとパワーが求められます。開幕週初日実施されることもあり、ここ4年で2回もコースレコードが更新されていることから、高速決着になる可能性高いと思われます。

鳴尾記念2020の勝ち馬はどの馬?穴馬はどの馬?そんな疑問を解決します。鳴尾記念2020の競馬予想特集です。3連単6点勝負はあなたの競馬予想に役立つ情報を一心不乱に提供します。有力な競走馬5頭をピックアップ。ここでは、ラヴズオンリーユー、サトノルークス、エアウィンザー、レッドジェニアル、レッドガランの競走馬情報を詳しく説明します。

鳴尾記念2020予想オッズ

人気順馬名予想オッズ
1ラヴズオンリーユー1.8
2サトノルークス3.7
3エアウィンザー6.2
4レッドジェニアル14.3
5レッドガラン15.4
6トリコロールブルー15.7
7パフォーマプロミス24.1
8キメラヴェリテ27.4
9ドミナートゥス28.3
10サトノフェイバー77.1
11アドマイヤジャスタ86.1
12ブラックスピネル91.9
13テリトーリアル110.3
14サンレイポケット150
15チェスナットコート275.9
16アメリカズカップ290.9
17ジェシー379.5
18マイハートビート774.9
鳴尾記念2020予想オッズ

【ラヴズオンリーユー】

父ディープインパクト。母ラヴズオンリーミー。母の父Storm Cat。
2019年のオークス馬。前走のヴィクトリアマイルは7着に敗れましたが、約半年ぶりの休み明けに加えて、高速スピード決着のマイル戦と条件が合わなかったことが敗因です。今回の鳴尾記念は斤量が54キロ、叩き2戦目で上積みも見込めます。ただ前走のヴィクトリアマイル時、UAEからの帰国初戦ということもあり、馬体重が6キロ減っていたので、馬体が回復していることは勝ち負けになる、必要十分条件になります。阪神競馬場芝2000mの内回りコースは、忘れな草賞は、3馬身差をつけて圧勝している得意コースなので、馬体重が戻っていれば勝ち負けは必至になります。引き続きM.デムーロ騎手が騎乗予定です。

【サトノルークス】

父ディープインパクト。母リッスン。母の父Sadler’s Wells。
2017年セレクトセール、2億9,160万円で落札された、母の父にSadler’s Wellsを持つ超良血馬です。2019年菊花賞では、4コーナー12番手からメンバー中最速上がり35秒7の末脚で、優勝馬ワールドプレミアとクビ差まで差をつめて2着して以来、約7か月ぶりの実戦になります。母の父Sadler’s Wellsということもあり、高速上がりを鋭い末脚で差せる脚はなく、菊花賞やセントライト記念のように、上がりのかかるレースになれば、圧勝の可能性も十分にあると思われますが、週末の天気は良さそうです。今回鳴尾記念は武豊騎手が騎乗予定です。

【エアウィンザー】

父キングカメハメハ。母エアメサイア。母の父サンデーサイレンス。
阪神競馬場芝コースは7戦4勝・2着2回。阪神競馬場芝2000m内回りコースでは5戦3勝・2着1回と抜群のコース相性があります。また2018年のチャレンジカップ(阪神競馬場芝2000m)では、1分58秒3の優秀な持ち時計があります。開幕週で高速決着が予想される鳴尾記念で勝ち負けできる優秀な持ち時計です。エアウィンザーは、叩き良化型で使われて、良化していくタイプです。新潟大賞典を使われて中3週で参戦することで、大きな上積みが見込めます。エアウィンザーはエアスピネル(富士ステークス、京都金杯優勝)の全弟で、母エアメサイアは2005年に秋華賞を優勝した名牝馬です。内回りコースでの機動力に優れている血統なので、阪神競馬場内回りで最高のパフォーマンスを発揮してくるでしょう。

【レッドジェニアル】

父キングカメハメハ。母レッドアゲート。母の父マンハッタンカフェ。
2019年京都新聞杯(京都競馬場芝2200m)は、11番人気の低評価を覆して見事に優勝しました。瞬発力勝負になると分が悪いですが、ある程度ペースが流れての持久力勝負の展開になった時に、高いポテンシャルを発揮します。直近の6走はG1・G2で強豪馬相手に4着から8着は負けすぎてはいません。G3のレベルなら実力は上位になり2・3着入賞なら可能性は十分あると思われます。引き続き酒井学騎手が鳴尾記念で騎乗予定です。

【レッドガラン】

父ロードカナロア。母ダンスオンザルーフ。母の父シンボリクリスエス。
500キロを超える大型馬で、2走前の大阪城ステークス(阪神競馬場芝1800m)を2番手先行策から勝利したように、長くいい脚をつかってこそ、本来の高い潜在能力を発揮することができます。前が止まらない開幕週で、スムーズに先行することができれば、1発があっても驚けません。父がロードカナロアというスピード能力に優れた血統ということもあり、レッドガランは1800mで4勝を挙げています。適性距離はマイルから1800mですが、内回りコースなら2000mまでは何とか持つだろうと思われます。