北九州記念全13頭直前情報
①ランフォーヴァウ(牝4・54.0・石川裕紀人)1枠1番
前走谷川岳Sでデイリー杯2歳S以来の勝利を挙げ完全復活。初のスプリント戦だが、小倉芝1200m重賞で4勝を誇るロードカナロア産駒。ただし最終追い切りは栗東坂路で直線によれる場面があり、ラストもはじける様子がなく評価C。1枠は近年のこの条件で連対ゼロという枠データも逆風。
②ジェニファー(牝5・50.0・田山旺佑)2枠2番
今年最大の”穴の使者”候補。前走は6月27日の宗像特別(小倉芝1200m)を勝ったばかりの連闘策で、最軽量50kg。陣営も「先週勝っても負けても使うつもりだった。ハンデは軽い」とコメント。連闘のため速い時計の追い切りはなく評価不能、当日気配のチェックが必須。荒れ馬場の小倉を先週使っている強みは今の馬場でこそ生きる。
③プロトポロス(牡6・53.0・幸英明)3枠3番
芝1200m以下のハンデ戦では57.5kg以上の牡馬が失速し53kg以下がむしろ好走する逆転データがあり、53kg以下の牡馬は本馬のみ。一発を秘めた存在。幸騎手「調教はやればやるだけ動けそうな感じ。具合は良さそう」。
④アンクルクロス(牡5・56.0・松若風馬)4枠4番
淀短距離S2着→鞍馬S2着と善戦続きで、陣営は「オープンで2戦続けていいレースをしてくれている。馬が良くなって成長を感じる」。データ予想では減点なしの4頭のうちの1頭だが、「過大評価禁物」との全頭診断もあり評価が割れる1頭。
⑤アブキールベイ(牝4・55.5・西村淳也)4枠5番
昨年の本レース3着馬。近走の凡走は距離や前走の落馬の煽りによる距離ロスでノーカウント可能。小倉芝は【1-0-1-0】と大崩れなし。陣営「もともと一線級と差のない競馬をしていた。小倉は好相性」。人気急落なら妙味はここ。
⑥オタルエバー(牡7・56.0・角田大和)5枠6番
「道悪巧者オタルエバーがハンデ56キロで反撃」と報じられ、陣営は「だいぶ雰囲気が良くなってきた」。稍重~重に振れれば浮上する馬場替わり狙いの筆頭格。
⑦デアヴェローチェ(牝3・53.0・川田将雅)5枠7番
調教評価A。力みの少ない安定したフォームで鞍上のコントロールが利き、心身ともに好状態。最終追い切りは乗り替わりの川田騎手が跨り、楽々と加速ラップ。2016年以降、葵S1着から参戦した牝馬は【1.1.1.1】。上村師「ここを勝つようならG1に…」。夏の牝馬×軽量53kg×3歳の勢い、データの中心。
⑧アメリカンビキニ(牝4・51.0・酒井学)6枠8番
前走は昨年10月の京都ダート1200m(円山特別1着)以来の休み明けで、「前走が同年3月以前かつ高松宮記念組以外は評価を控えめに」のデータで唯一の減点対象。陣営「スピードがある馬なので、軽ハンデを生かせれば」。
⑨ヨシノイースター(牡8・58.0・田辺裕信)6枠9番
このレース2年連続2着の舞台巧者で、U指数は2位(99.2)。昨年と同じ58kgで、前走安土城Sも0.2秒差4着と8歳でも衰えなし。そして今の馬場に対して最強のカードがこれ、稍重~不良馬場は【3-2-0-4】。中尾師「いつものレース前のいい感じ」と”3度目の正直”へ。
⑩サウンドモリアーナ(牝4・55.0・吉村誠之助)7枠10番
「1.2.0.1」の高好走率データ該当馬で、モルガナイトS1着から臨む3勝クラス・OP連勝中の上がり馬。陣営「調子が良くなった。他に行く馬がいれば番手に控えても」と先行力+柔軟性が武器。予想オッズでは4番人気(7.0倍)想定。
⑪ヤマニンアルリフラ(牡5・57.5・団野大成)7枠11番
昨年の覇者で連覇に挑む。ただし7枠は過去10年で複勝率7.4%の”鬼門”。陣営「舞台はいい。差しが決まる馬場になっているかどうか」と、雨量少なめ→外差し馬場なら一気に浮上する条件付き本命候補。外厩利用も昨年同様。
⑫フリッカージャブ(牡4・57.5・松山弘平)8枠12番
前走鞍馬Sを1分6秒4のコースレコードで完勝。U指数は唯一の100超え(100.5)で断然トップ。小倉芝1200mは2戦2勝。8枠は一昨年・昨年と人気薄が2着に入った追い風の枠。不安材料は「0.0.1.11」の鬼門データと57.5kg、そして高速決着を削ぐ渋った馬場。
⑬イツモニコニコ(牝5・53.0・藤懸貴志)8枠13番
調教評価A級。低重心のフォームと柔らかい脚さばきが目を引く隠れ好調馬。父ビッグアーサーはサクラバクシンオー直仔で、2024年には同産駒カンチェンジュンガが10番人気4着。母の父系ダンスインザダークはダイメイプリンセスら好走馬を多数輩出しており、人気薄でも要警戒の血統。







