京成杯

京成杯コース解説(中山芝2000m)

中山芝2000m
中山芝2000m
京成杯コース解説(中山芝2000m)


中山競馬場芝内回りCコースの1周距離は1,704.8m、幅員は14~26m、直線距離は310m、高低差は5.3mです。1月開催からCコース変更に伴い傷んだ箇所は概ねカバーされ、全体的に良好な芝状態です。中山競馬場芝コースの高低差は5.3mと、JRA全10場の中で最も高低差がある非常にタフなコースです。中山競馬場内回りコースの1周距離1,686m、直線310mは、4大競馬場の中ではもっとも短くなっています。コース全体の高低差が5.3mと極めて大きく、この5.3mという数字はJRA全10競馬場の中で最大の高低差です。スタート地点はホームストレッチの右端で1コーナーまでの距離は約400mと十分な距離があります。200m過ぎから高低差は2.2m、最大勾配は2.24%と日本一のキツい坂があり、この急坂をゴールまで2度越えます。1コーナーから2コーナーの中間までは上り坂、向正面の直線は平坦です。直線距離は310mと短いので直線から追い出したのではとうてい間に合いません。3コーナーから4コーナーの緩い下り坂を利用して、差し追い込み馬が長めのロングスパートを仕掛けてくるので、ここから一気にペースが速くなります。コーナーの出口が小回りなので、スピードにのって進入してきた馬は外へふくらみ、直線は、ばらけるのでインからの強襲も可能になります。勝ち負けするには、この3コーナーから4コーナーで加速する必要があり、コーナーを器用に走りながら加速する機動力、直線急坂を駆け上がる底力が要求されます。中山内回りコースは形態上追い込み馬が勝ち切るのは難しい傾向にあります。差し馬の勝率が高く、連対率と複勝率は先行馬が好成績。総合的には先行・差しが互角で、差し馬も十分に勝負になります。京成杯は、例年時計の掛かる決着になる傾向があり、豊富なスタミナが要求されます。ただ中山競馬場芝2000mは、タフなコース設定ですからスピードだけで押し切るのは難しく直線まで脚をためて速い末脚を使える馬の好走率が高くなっています。京成杯は、内枠有利なレースです。

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【京成杯2025予想】データ分析と傾向

京成杯
京成杯

京成杯過去10年人気別成績

京成杯過去10年人気別成績


1番人気:【3勝、2着2回、3着1回、4着以下4回】(連対率50.0%、複勝率60.0%)
2番人気:【1勝、2着4回、3着1回、4着以下4回】(連対率50.0%、複勝率60.0%)
3番人気:【1勝、2着0回、3着1回、4着以下8回】(連対率10.0%、複勝率20.0%)
4番人気:【1勝、2着0回、3着0回、4着以下9回】(連対率10.0%、複勝率10.0%)
5番人気:【2勝、2着1回、3着0回、4着以下7回】(連対率30.0%、複勝率30.0%)

5番人気以内の馬が勝ち馬8頭、2着馬7頭を占めており、特に1番人気と2番人気は安定した成績を残しています。

6~10番人気の馬も好走するケースがあり、【2勝、2着3回、3着7回、4着以下37回】の成績を挙げています。

11番人気以下の馬は過去10年で一度も連対していないため、注意が必要です。

特に5番人気以内の馬に注目しつつ、6~10番人気の馬にもチャンスがあります。

京成杯過去10年脚質別成績

京成杯過去10年脚質別成績


逃げ:【0勝、2着1回、3着0回、4着以下9回】(好走率10.0%)
先行:【4勝、2着3回、3着3回、4着以下29回】(好走率45.0%)
中団:【5勝、2着4回、3着4回、4着以下39回】(好走率45.0%)
後方:【1勝、2着2回、3着3回、4着以下30回】(好走率22.2%)

先行と中団の馬は好走率がほぼ同等で、両脚質の馬が安定して好成績を挙げています。

追い込み(後方)の馬も決まることがあるため、完全に無視することはできませんが、好走率は前述の先行や中団に比べると低いです。

逃げは非常にリスクが高く、過去10年で一度しか好走していないため、注意が必要です。逃げて好走したのは、2021年に2番人気に支持されたタイムトゥヘヴンだけです。

先行や中団の脚質を持つ馬に注目しつつ、後方から追い込んでくる馬にもチャンスがあります。

京成杯過去10年前走重賞別成績

成杯過去10年前走重賞別成績


前走JRA重賞の成績全体:【2勝、2着2回、3着2回、4着以下34回】(好走率18.0%)
ホープフルS(G2時代も含む):【1勝、2着1回、3着2回、4着以下11回】(好走率27.3%)
京都2歳S:【1勝、2着1回、3着0回、4着以下3回】(好走率40.0%)

前走がJRA重賞の馬から好走したのは6頭で、そのうちホープフルSや京都2歳Sからの馬が全てを占めています。

ホープフルSからの馬は、特に好走率が高いことが特徴です。

京都2歳Sからの馬も好走率が高いですが、サンプル数が少ないため注意が必要です。

朝日杯フューチュリティSや東スポ杯2歳Sからの馬は過去10年で一度も好走していないため、これらのレースからの出走馬には注意が必要です。

前走がホープフルSや京都2歳Sであった馬に特に注目です。

京成杯過去10年前走別成績

京成杯過去10年前走別成績


新馬:【4勝、2着1回、3着2回、4着以下14回】(勝率16.7%、連対率20.8%、複勝率29.2%)
未勝利:【0勝、2着4回、3着2回、4着以下26回】(勝率0.0%、連対率13.3%、複勝率20.0%)
1勝クラス:【3勝、2着2回、3着4回、4着以下28回】(勝率7.1%、連対率11.9%、複勝率21.4%)

特別戦(特に葉牡丹賞やエリカ賞)からの出走馬も好走しています。

特に、芝2000mの特別戦からの好走例が見られることから、この条件のレース経験がある馬には注目が必要です。

新馬からの出走馬が最も成績が良く、特に勝率が高いため、これからの出走馬に注目するのが得策です。

未勝利からの馬は勝ち馬が出ていないものの、2着や3着の好走例があるため、一概に軽視できない点もあります。

1勝クラスからの馬は一定の好走率を持っていますが、新馬からの馬に比べるとやや見劣りします。

特別戦、特に葉牡丹賞やエリカ賞などの芝2000mの条件から好走馬が出ているため、この経験を持つ馬も見逃せません。

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京成杯2025出走馬情報

京成杯
京成杯

【キングノジョー】

【キングノジョー】


2歳新馬戦では、ひとつ内の枠からスタートし、リリカルガンマンと併せる形でレースを進めました。直線に入ると追い出され、見事に伸びて抜け出し、最後は差を広げて1着でゴール。期待の素質馬がその期待に応える形となりました。半兄に2023年の天皇賞(春)を制覇したジャスティンパレス(父ディープインパクト)がおり、その血統の価値は非常に高く評価されています。本馬自身も非凡な才能を有しており、メイクデビュー東京(芝2000メートル)では圧巻の勝利を収めました。1戦1勝という成績ではありますが、その内容から見ても、京成杯で、中心的な存在として注目されています。

【ゲルチュタール】

【ゲルチュタール】


2歳新馬戦では、内枠からスタートし、シュパネントダイヤが先手を取る中、2番手に控えました。緩やかなペースの中で流れに乗り、直線で先頭に立つと、後続に並ばせずに1着でゴール。危なげのない勝ちっぷりでした。葉牡丹賞では、後ろ目の位置でレースを進め、4コーナーでは大きな手応えで仕掛けました。直線では内ヴィンセンシオ、外リトルジャイアンツと3頭並ぶ形で抜け出し、ゴールまで激しい追い比べとなり、惜しくも2着。しかし、このレースから勝負根性が感じられました。叔父に2021年のホープフルSを制したキラーアビリティがいます。葉牡丹賞では、2歳コースレコードが出る中でハナ差の2着に好走し、舞台適性の高さを証明しています。これにより、重賞でも上位争いが期待されています。

【パーティハーン】

【パーティハーン】


2歳新馬戦では、中ほどの枠から好位につけ、インコースを選択して直線でも内ラチ沿いを突いて伸びてきました。先頭に立ったものの、外からヤマニンブークリエに交わされ2着となりました。2歳未勝利では、積極策を取り、先手を奪いマイペースで逃げることができました。直線に入っても先頭をキープし、余力を見せつつ後続を突き放して逃げ切りました。このレースで距離延長に対応し、良化を示しました。パーティハーンは、全姉に2020年のブリーダーズCフィリー&メアターフ(G1・アメリカ)を優勝したアウダーリャがいます。前走の未勝利戦では、強気の仕掛けを見せ、5馬身差の圧勝を果たしました。これにより、ここでも十分チャンスがある素質馬として注目されています。

【インターポーザー】

【インターポーザー】


前走:2歳未勝利戦は、34秒2のメンバー中最速上がりの末脚で差し切り、見事に未勝利を脱出しました。近親にはGⅠ4勝を挙げたクロノジェネシスなど、数々の活躍馬がいます。前走の内容からも心身の成長が見て取れ、今後のレースでも期待が高まります。初戦から着実に力をつけている本馬ですので、京成杯でも大きな楽しみがあります。特に末脚の切れ味は注目すべき点です。優れた血統背景と最新のレース成績から見ても、今後のレースで更なる活躍が期待できる馬です。今回の京成杯では、引き続きその成長とパフォーマンスに注目です。

【ガルダイア】

ガルダイア】


2歳新馬戦は、多頭数の外枠からスタートし、序盤は好位につけ、手応えが良く早めに押し上げて先頭に。4コーナーから直線で内外から追い上げられるも、余力を持って更に一伸びし勝利を収めました。前走のベゴニア賞は、内枠から先手を取り、ペースを緩めずに逃げ切りを図るも、直線で2番手のディアナザールに交わされ2着に。ただし、最後まで粘り強く走り、2着を確保しました。半姉アエロリットは、2017年NHKマイルC優勝、2019年天皇賞(秋)3着など、重賞で活躍した馬です。前走のベゴニア賞で見せた末脚は本物であり、特に芝中距離での伸びが期待されます。

【ドラゴンブースト】

【ドラゴンブースト】


デイリー杯2歳Sは、レースでは内から先手を取ったエイヨーアメジストを見ながら2番手で先行。直線入り口で内のスペースからランフォーヴァウと叩き合いになり、競り落とされたものの、2着を確保しました。前走朝日杯フューチュリティS(GI)は、GⅠ挑戦では7着に敗れましたが、その地力から見てGⅢレースなら上位争いが期待されます。距離延長への対応が鍵となりますが、先行力とスタミナを活かして好走する可能性は高いです。

【コスモストーム】

コスモストーム】


なでしこ賞(1勝クラス)は、先行馬を競り合いながら進み、4コーナーで外から追い上げて直線で伸びて抜け出しました。休み明け2走目、昇級2走目でありながら良化を示し、ポジション取りも良かったことが勝利に繋がりました。前走朝日杯フューチュリティS(GI) デビュー5戦目で初の芝挑戦。15番人気という低評価でしたが、8着と頑張りを見せました。これは、芝への適応力や競走レベルの向上を示す好走と言えます。相手なりに戦えるタイプで、先行から中団でレースを進めることが多いです。芝への慣れが期待され、特に今回のレースでは前走の経験を活かすことが重要です。芝への適応が見込める今回のレースでは、軽視は禁物です。相手次第では好走が期待できるため、注目すべき馬と言えます。

【ミニトランザット】

【ミニトランザット】


2歳新馬戦は、中ほどの枠からスタートし、先手を取ってペースを落として逃げる走りを見せ、直線でも先頭をキープ。ラストでタイセイフィオーレに迫られるも、抜かせずに逃げ切りました。全姉イフェイオンは、2024年のフェアリーSを優勝しており、良質な母系の出身です。メイクデビュー京都で鮮やかな逃げ切り勝ちを収め、マイペースでレースを運べる器用さがあります。マイペースでレースを進められるなら、重賞でも十分に面白い存在です。特に、逃げ戦法で自身のリズムを作り出せることが大きな武器となります。

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