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チャンピオンズカップのコース解説(中京ダ1800m左)
中京競馬場ダートコースの1周距離は1,530m、幅員は25m、直線距離は410.7m、高低差は3.4mです。ゴール前の直線距離は410.7mと十分長く、高低差1.8mの急坂もあり、中山や阪神1800mと同等に、底力が問われるダートコースです。チャンピオンズカップが開催される中京ダ1800mは、タフさが要求されダート王決定戦にふさわしい舞台で、夏よりも時計がかかる傾向があります。ダート1800mのスタート地点はホームストレッチの上り坂の途中がスタート地点になります。1~2コーナーはほぼ平坦です。2コーナー出口辺りから向正面直線半ばまでに約1mの緩い上り坂があります。向正面直線半ば過ぎの残り980m地点から4コーナー出口の残り380m地点まで約3.2mの緩やかな下り坂になっています。ゴール前の380m地点から220m地点にかけて高低差1.8m、160mの上り坂の勾配が1.14%の急坂は、中山競馬場ダートコースに次いで傾斜がきつい坂になっています。急坂を上がった後のゴールまで220mの直線をゴールまで全力で走ることになります。向正面直線半ば過ぎから4コーナー出口の残り380m地点まで約3.2mの緩やかな下り坂を一気にスピードに乗って一気に各馬がスパートを仕掛けてきます。ゴール前の直線は410.7mと直線距離は十分長く、高低差1.8mの急坂があり、底力が問われます。チャンピオンズカップ(中京ダ1800m左)は、実力馬が十分に力を発揮できるG1にふさわしいコース設定になっています。平均から速めのペースになりやすく、先行して直線で抜け出す正攻法の走りが求められます。向正面は下り坂でゴール前の直線に再び上り坂とアップダウンが激しいため、スタミナを持つ先行馬が圧倒的に有利です。中京競馬場ダート1800mは8枠が不利。中京競馬場は楕円形の形をしており、そのコース形態からコーナー半径が急な造りとなっているため、外を回った馬は遠心力が掛かり、コースロスが大きくなることから外枠不利が顕著なコースです。チャンピオンズカップは先行争いが激しく、差し・追い込み馬の台頭もあります。2000mぐらいの距離をこなせるスタミナがある馬の方が好走率は高くなります。チャンピオンズカップは、ペースが速くなるので瞬発力を生かす差し、追い込み馬の台頭もあるので人気薄で強力な末脚のある馬は要注意です。狙いは好位から抜け出せる正攻法の競馬ができるスタミナとパワーの両方を持ち、左回りが得意な馬です。しかし、チャンピオンズカップは基本的には先行馬が有利です。同じ左回りの新潟ダートコースは圧倒的に先行馬が有利なコースです。新潟に比べれば中京の方が差し・追い込みが決まりますが、チャンピオンズカップは先行争いが激しいため先行馬有利は変わらない可能性が大きいです。差し・追い込み馬の場合は、コース位置取りと、脚質を問わず長い直線ではスタミナの有無が勝敗を分ける重要なポイントになります。
チャンピオンズカップ2024過去10年データ分析と傾向
チャンピオンズカップ2024過去10年人気別成績
チャンピオンズカップ設立当初は荒れるレースでしたが、チャンピオンズカップ過去10年1番人気は[2・3・0・4] 、2016年以降は[2・3・0・2]。 馬連平均配当も3千円台と順当決着が多く、1番人気から4番人気は[6・7・3・20] で単勝回収率も100%超えです。 素直に上位人気馬を信頼できるG1です。ただし、1倍台の1番人気は [1・0・0・2] とやや信頼度は低いです。
チャンピオンズカップ2024過去10年枠順別成績
中京競馬場はコーナーがきつく、外を回す不利が大きいコースです。 勝ち馬 9頭中6頭が1枠から4枠で、残りの3頭は5枠と6枠。7枠より外は勝利がなく、8枠は、[0・0・0・17] と馬券圏内は、チャンピオンズカップ過去10年で1度もありません。2020年には単勝1倍台のクリソベリルが4着に敗れるなど、人気馬であっても外枠に入れば軽視した方が良いかもしれません。
チャンピオンズカップ2024過去10年前走別成績
前走はJBCクラシック組が [4・3・1・24]、南部杯組が [2・2・1・6]。 秋のG1路線から参戦する馬が優勢です。前哨戦となるシリウスS組は[1・0・0・6] みやこS組も [0・2・4・27] と苦戦しています。特に、チャンピオンズカップ過去10年で、JBCクラシックか南部杯で5着内だと信頼度は高く 単勝回収率も100%を超えています。
チャンピオンズカップ2024過去10年騎手別成績
ルメール騎手が [0・2・0・5] 武豊騎手が[0・1・2・5] と苦戦しているように、芝とダートでは騎手の傾向も異なります。追える騎手が好成績で、デムーロ騎手 (2勝) や川田騎手 (1勝)、幸騎手 (1勝) などが活躍しています。
チャンピオンズカップ2024過去10年年齢別成績
ダートG1は経験を積んだ古馬が優勢です。若い馬が活躍する芝レースと異なり、ダートは経験に勝る古馬が強い。 当レースにおいても6歳馬が[2・4・2・22] で単勝、複勝回収率100%超え。7歳馬も [0・1・2・17] で複勝回収率100%超えと優秀です。一方、3歳馬は [2・2・1・11]で回収率は低調。 2016年ゴールドドリームや2020年カフェファオ、2021年ソダシなど人気を背負って凡走するケースが目立ちます。チャンピオンズカップは若い馬を軽視し、高齢馬を狙う方が的中への近道です。
チャンピオンズカップ2024過去10年1着に来やすい条件
①馬体重474キロ以上 (10頭すべて)
②馬体重マイナス馬なし (10頭すべて)
③前走重賞5着以内(10頭すべて)
④前走着差0.9秒以内(10頭中9頭)
⑤芝レース出走なし (10頭中8頭)
優勝10頭の馬体重は474キロ以上
前走比は増減なし1頭・残り9頭はプラス
全馬が前走重賞5着以内で敗戦馬
6頭中5頭は着差0.9秒以内
また10頭中芝8頭はレースの出走がない
チャンピオンズカップ2024過去10年3着以内に来にくい条件
①前走敗戦1秒以上(37頭)
②7歳以上 (29頭)
③8枠馬(19頭)
④馬体重増減-4キロ以上 (17頭)
⑤前走芝出走馬 (5頭)
前走1秒以上敗戦馬は41頭中好走4頭
7歳以上は33頭中4頭。
8枠馬は 3着以内皆無(過去23年でも好走2頭のみ)
馬体重-4キロ以上は19頭中17頭が4着以下
前走芝は全滅
チャンピオンズカップ2024過去10年優勝馬10頭の共通点
①4歳から6歳馬
②ダート戦で上がり3ハロン1位を記録して勝利したことがある
③1クラスより上のクラスで0.6秒差(3馬身差)以上の着差を付けて勝ったことがある
④1年以内に交流重賞を含むダートのG1かG2で連対している
⑤前走の4コーナー通過順が5番手内
⑥前走が地方交流を含むダートで5着以内
⑦前走が地方交流を含むダートで5着以内
⑧当日1番から4番人気
⑨当日の体重が480キロ以上
⑩今回の馬番が1番から9番
チャンピオンズカップ2024過去10年データ分析と傾向まとめ
①人気【近年は順当な決着が多い】
②枠順【外枠不利で7枠は馬券すらなし】
③ステップ【JBCクラシックか南部杯の二択】
④騎手【追える騎手に注目】
チャンピオンズカップ2024本命馬情報
【レモンポップ】
レモンポップは2023年のチャンピオンズカップを制覇しました。このレースでは、8枠からのスタートという不利な条件下で、好スタートを切り先手を取り、そのまま逃げ切りで勝利を収めました。これにより、同一年度のJRAダートG1完全制覇を達成しました。レモンポップは2024年のチャンピオンズカップでラストランを予定しており、引退式も同日に中京競馬場で行われる予定です。その後、北海道日高町のダーレージャパンSCで種牡馬入りする予定です。2010年、2011年にチャンピオンズカップを制したトランセンド以来の連覇で、有終の美を飾ります。
【ウィルソンテソーロ】
今年のJBCクラシックを制し、G1初勝利を挙げました。このレースでは、4角で先頭を奪い、後続を突き放す圧勝でした。昨年のチャンピオンズカップでは12番人気ながら2着と好走しており、ダートの長距離戦で強さを見せています。川田将雅騎手とのコンビでチャンピオンズカップ2024へ出走します。調教は順調で、小手川準調教師も「1ミリの無駄もないいい動き」とコメント。馬の状態は良好です。ウィルソンテソーロは中団から後ろに位置取り、直線で一気に追い込むスタイルが得意です。特にダート1800mという距離は好走実績があり、持ち前の末脚を活かす戦略が予想されます。昨年はチャンピオンズカップと東京大賞典で2着という結果でしたが、さらなるパワーアップを果たし昨年のリベンジをかけた戦いが注目され、念願のJRA・GⅠ初制覇を狙います。
【サンライズジパング】
サンライズジパングは3歳ながら、すでに重賞2勝を挙げています。みやこステークスでは13番人気で勝利し、ダートの短距離から中距離まで幅広く対応するポテンシャルを示しました。前走のみやこステークスでは、重馬場をものともせず、後方から追い込む強いレースを見せました。調教でも順調な動きを見せており、状態面でも不安はありません。これまでダートのレースでは6戦して3勝、2着1回、3着1回と安定感を見せています。サンライズジパングは、後方から追い込む形が多く、特に前走では大外枠から強引な競馬をしつつも伸びてきたことから、直線での末脚に期待が持てます。ダート1800mという距離もこの馬にとって問題ないと見られています。
【ペプチドナイル】
今年のフェブラリーステークスを制覇、11番人気という低評価ながら、先行してそのまま押し切る強い走りを見せました。続くかしわ記念では3着、南部杯では2着と安定したパフォーマンスを維持しており、本格化の気配が漂います。調教でも好調で、特に直前の追い切りでは活気のある動きを見せており、馬の状態は良好とされています。ペプチドナイルは先行して、そのまま逃げ切るか、あるいは中団から抜け出す形が得意です。ダート1800mという距離も経験があります。今回のチャンピオンズカップでは、昨年のレモンポップに続く春秋ダートG1制覇がかかっています。
【ガイアフォース】
今年のフェブラリーステークスで2着に入り、ダートでの高い競走能力を示しました。また、2024年の安田記念では4着とG1レースでも好走しています。芝からダートへとシフトし、距離も問わない競走馬として注目されています。調教では順調な動きを見せており、軽度の骨折明けということもありますが、状態面では問題ないとされています。特に、ダートコースでの追い切りでは鋭い伸びを見せています。後方から追い込むスタイルが得意で、特に直線での追い込み力が特徴的です。ダート1800mという距離も問題なくこなせる能力を持っており、展開次第では勝ち負けが期待されます。芝では2200メートルの2022年セントライト記念を勝った実績があり、1800メートルの距離も克服可能です。チャンピオンズカップは昨年4着という結果でしたが、今年はそのリベンジを狙い、G1初制覇を目指します。
チャンピオンズカップ2024穴馬情報
【ハギノアレグリアス】
シリウスステークスを好位から抜け出し快勝。この勝利は59.5kgという重い斤量でのものであり、そのパフォーマンスからも実力が本物であことを示しています。特に中京ダートでは好成績を残しており、【3・1・0・1】の戦績を誇ります。調教では、1週前追い切りで坂路52秒台をマーク。併せ相手に対してやや手応えが劣勢だったものの、時計から見てこの馬としてはよく食い下がって、良化がうかがえます。ハギノアレグリアスは内ラチ沿いを走れる機動力に優れており、砂かぶりに強い特性を活かすことで、チャンピオンズカップでも有利と考えられています。特に、59.5kgでの勝利経験から、重い斤量でも競争力があることが示されています。年齢的な衰えは見られず、ひと叩き後の上積みが期待されます。昨年のチャンピオンズカップでも6着に好走しており、再び上位争いに食い込む可能性が高いことが推測されます。
【クラウンプライド】
クラウンプライドは、特にダートコースでのパフォーマンスが安定しています、国内の良馬場ダート成績は【2・4・0・0】と複勝率100%を誇ります。過去のチャンピオンズカップでは、2022年に2着という結果を残しているため、再び好走が期待されます。前走のコリアカップでは、堂々と逃げ切り連覇を達成し、鞍上は横山武史騎手でした。この勝利により、チャンピオンズカップでの好走が大きく期待できそうです。調教では、良好なタイムをマークしており、特にコリアカップの連覇後も好調を維持しています。特にコリアカップでの堂々と逃げ切ったパフォーマンスからも、チャンピオンズカップでも、逃げ切る可能性は十分にあることが推測されます。
【セラフィックコール】
セラフィックコールは、デビュー以来、ダートコースで圧倒的な勝利を重ね、5戦無敗でみやこステークスを制しました。しかし、2023年のチャンピオンズカップでは10着に沈み、無敗の連勝がストップしました。今年はダイオライト記念で復帰し、重賞2勝目を挙げていますが、その後5か月ぶりの出走となります。1週前追い切りでは栗東のCWコースで66.5-52.0-38.2-12.3を記録。単走での力強い走りを見せています。状態面では、長めの休養後の復帰戦ということで、初戦の出来が懸念されますが、良好な調教内容で気配は上向きです。セラフィックコールは、特にダートの1800mで4勝をあげています。強烈な末脚は京都の平坦な直線で、最大限発揮できることが推測されます。C.デムーロ騎手騎乗により、新たな潜在能力が引き出される可能性があります。
【ペイシャエス】
前々走のエルムステークスで重賞初勝利を飾りました。ダートグレード競走で徐々に力をつけており、中距離戦ではそのスタミナとスピードを生かした走りを見せています。調教では、追い切りで好タイムをマーク。特に、エルムステークス以降も一貫して良好なコンディションを維持しており、チャンピオンズカップに向けての仕上げも順調です。1週前追い切りでは、単走で69.9-54.3-39.3-12.1のタイムを記録し、調子は上向きです。内枠を引けば一発もありそうな実力馬です。
【ミックファイア】
ミックファイアは、2023年に無敗で南関東クラシック三冠を達成し、ダートグレード競走においても圧倒的な強さを見せています。特に、ダービーグランプリでは古馬を相手に勝利し、底力を見せました。2024年のチャンピオンズカップでは、ルメール騎手との初コンビで挑戦します。調教では、時計こそ控え目だったものの、「今まで乗った中で状態は一番」と矢野騎手がコメントするほど仕上がりは良好。1週前追い切りでは、65.4-52.0-38.2をマークし、ルメール騎手と初のコンビを組むことで期待が高まっています。
チャンピオンズカップ2024血統情報
【レモンポップ】
父Lemon Drop Kidは、1996年生まれのアメリカ産馬で、種牡馬としても成功を収めており、特にダートでの成績が優秀です。主な産駒として、2000年ケンタッキーダービー勝ち馬のFusaichi Pegasusなどがいます。母Unreachableは、2001年生まれのアメリカ産馬で、Giant’s Causewayを父に持つ牝馬で、競走成績は特に目立つものではありませんが、繁殖牝馬として成功しています。母父Giant’s Causewayは、2000年の英2000ギニー、愛2000ギニー、凱旋門賞勝ち馬で、種牡馬としても世界的に影響力がある馬です。特に芝でのスピードとスタミナを引き継ぐ傾向があります。6代母がAlmahmoud、5代母がノーザンダンサーの母であるNatalma。特にAlmahmoudは、HaloやNorthern Dancerといった名馬を輩出した母系の祖先です。レモンポップの牝系には、Danehill(デインヒル)などの名馬が存在し、デインヒルは種牡馬としても非常に成功しました。世界的に有名な牝系です。
【ウィルソンテソーロ】
父キタサンブラックは、天皇賞(春)、有馬記念、ジャパンカップなど大レースを制覇。特にスタミナと持久力を伝える血統です。イクイノックスやソールオリエンスなどを出して種牡馬としても成功をおさめています。母父Uncle Moは、2010年の米国2歳チャンピオンで、種牡馬としても成功しています。特にダートでのスピードと瞬発力を引き継ぐ傾向があります。母から北米血統のスピードとパワー、父からスタミナを受けた機動力ある中距離馬です。スタミナとスピードの両方を兼ね備えたダート適性の高い血統背景です。
【サンライズジパング】
父キズナは2013年の東京優駿(日本ダービー)勝ち馬で、種牡馬としても成功しています。特に、スタミナと底力を持つ中距離~長距離適性の産駒が多いです。キズナ自身も父にディープインパクトを持つため、その血統背景が産駒に大いに影響を与えています。母サイマーは2010年生まれのアイルランド産馬で、競走生活では特に目立つ成績は残していませんが、名牝クードフォリーの4×3をもち、ニジンスキーの血脈からに伸びのある体型で中距離馬で、持続力ある末脚が武器です。母父ZoffanyはDanzig系の種牡馬で、芝の短距離から中距離で顕著な成績を残す産駒が多いです。特に、ヨーロッパのレースで成功を収める傾向があります。
【ペプチドナイル】
父キングカメハメハは、日本で大成功した競走馬で、特に短距離からマイル戦で無類の強さを誇りました。種牡馬としても数多くのG1勝ち馬を輩出しており、その産駒はスピードと瞬発力に優れています。母クイーンオリーブは、競走生活では特筆すべき成績は残していませんが、繁殖牝馬としては非常に成功しています。母父マンハッタンカフェは、2002年の天皇賞(春)や有馬記念を制した名馬で、種牡馬としても長距離適性を持つ産駒を多く出しています。その血統はスタミナ豊富で、特にダートでも成功する産駒が多いです。機動力に富む配合で、本来はコーナー4つ1700m~1800m向きの脚質です。
【ハギノアレグリアス】
父キズナは2013年の東京優駿(日本ダービー)勝ち馬で、種牡馬としても成功しています。特に中距離での底力とスピードを兼ね備えた産駒が多く、ダートでも芝でも競走成績を残す傾向があります。母タニノカリスは、競走馬としての実績はそれほど目立つものではありませんが、繁殖牝馬として成功しています。母父ジェネラスは1991年のエプソムダービー勝ち馬で、種牡馬としてもスタミナと底力を引き継ぐ産駒を多く出しています。特に中距離から長距離での競走能力に優れた馬を輩出しました。タニノカリスの牝系からはタニノギムレット(ダービー馬)など、数々の成功馬が出ています。この牝系はスタミナと底力が特徴です。父キズナのスピードと、母系のスタミナが絶妙に融合したものです。これにより、ダート戦で長く良い脚を使うことができ、特に中距離でのパフォーマンスが際立っています。
チャンピオンズカップ追い切り・調教情報
【シレモンポップ】
11/28(木)6F82秒4-11秒3。
レモンポップは、休み明けの前走時の追い切りでは時計は出ていたものの、併せ馬での反応がやや物足りない内容でした。しかし、今回の1週前追い切りでは、仕掛けられると反応良く併走馬を一気に抜きさりました。最終追い切りは、美浦・Wコースを単走で6ハロン82秒4―11秒3と鋭い伸び。全身を使ったダイナミックなフォームは力強いフットワークでパワーに満ちあふれていました。仕上がり途上だった前走(南部杯1着)に比べて、順調な仕上がりです。
【ウィルソンテソーロ】
11/27(水) 美坂 54.8-39.5-25.7-12.4。
最終追い切りは、美浦の坂路で動きは力強く、ラスト1F12.4秒という好タイムをマーク。特に、坂路の登坂で見せた伸び脚は、仕上がりの良さを示しています。息ひとつ乱れることなく、リズム良く登坂できていたことは、馬体のバランスと筋肉量の増加を物語っています。調教後馬体重は490kgで、前走時から4kg増加しています。これは、筋肉量が増えたことを反映しているかもしれません。
【ペプチドナイル】
11/27(水) 栗坂 56.2-40.0-24.7-11.9。
1週前追い切りは、栗東の坂路で56.2秒-11.9秒、併せ馬で力強く先着する動きを見せました。特に、終いは非常に良好で、息を乱すことなくスムーズに走り切ることができました。土曜日の坂路では51.2秒-12.0秒のタイムを記録し、全体の負荷をしっかりとかけた強めのい切りでした。最終追い切りでもペプチドナイルは坂路で、反応良く力強い動きで終いを11.9秒で伸ばしていました。全体的には軽めの内容でした、ラストは強めに追われて鋭く伸びていた。ほぼ万全の仕上がりと見てよさそうです。
【ガイアフォース】
11/27(水) 栗坂 51.6-37.3-24.0-12.0。
1週前追い切りは、栗東坂路で49.8秒-36.9秒-23.8秒-12.0秒のタイムを記録しました。併せ馬で先着し、長岡騎手のもとでリラックスして適度な気合乗りを見せています。手前変換時の左右のブレが少なく、スピードに乗るにつれてフォームの安定感が増し、リズミカルな登坂が印象的でした最終追い切りでは、武騎手を背に僚馬の内を追走して併せ、栗東坂路を単走で51.6秒というタイムをマークしました。ストライドが大きく、迫力のある動きを見せており、調教師や関係者は「見た目より時計が早く見えるのは好調の証」と評しています。最終追い切りでも好調さを保っており、レースに向けた仕上げは万全と言えます。馬なりの相手に微差遅れてしまいましたが、時計的には優秀で、動き自体もまったく問題なく、現時点での実力は十分に出し切れる状態に仕上がっています。
【サンライズジパング】
11/27(水) 栗坂 51.4-37.6-24.4-12.1。
1週前追い切りは、美浦坂路で追い切りを行い、51.4秒という好タイムをマークしました。重馬場を全く物ともしない力強い動きで、前走より良好な調教内容となりました。特に、自身からグイグイ行くところはないものの、促せばしっかりと伸びる反応を見せており、秋からの4戦目というレース間隔を考えれば、調教内容は前走より上と言えそうです。最終追い切りは、坂路で大外を回り、時計のかかる馬場の中でもしっかりとした脚どりで坂を駆け上がり、終いもしっかりと脚を使っています。輸送前としては万全の状態と見てよさそうです。