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セントライト記念コース解説(中山競馬場芝2200メートル外回り)
中山競馬場芝2200メートル(外回り)コースの解説を行います。セントライト記念におけるこのコースは、スタート直後からすぐに特徴的な坂やカーブが待ち受ける、非常にタフなコースです。
1.スタート地点と序盤の展開
スタートは直線のゴール地点から少し右に移動した箇所で、最初の1コーナーまでの距離は約430メートル。
この間に1回目の急坂が待ち受け、勾配率2.24%の急坂を越える必要があります。
スタート直後から負荷がかかり、序盤にスピードを出すのが難しくなります。
このため、序盤はゆったりしたペースで進むことが多いです。
2.中盤の下り坂とペースアップ
2コーナーを過ぎると、コースは緩やかな下り坂に入り、向こう正面まで下りが続きます。
この下り坂のため、ペースが徐々に速くなりやすく、特に上位クラスでは早めのスパートがかかることが多いです。
バックストレッチの終盤からは平坦な部分が挟まれ、その後、再び緩やかな下り坂が続きます。
3.スパートポイントと終盤の展開
勝負所は残り1200メートル地点から始まり、3コーナーから4コーナーにかけての緩やかなカーブがスピードに乗りやすい形状になっています。
ここでのスパートタイミングが非常に重要で、コーナーの動き方次第でレースの展開が大きく変わります。
4コーナーを抜けた直線は310メートルと、中央競馬の中でも短い部類に入りますが、最後の直線には2回目の急坂(110メートルで2.2メートルの高低差)が待ち構えており、ここで瞬発力とスタミナが試されます。
4.求められる能力
このコースでの勝利にはスタミナとパワー、そして持続的な末脚が必要です。特に、2回の急坂を乗り越えなければならないため、最後の急坂での失速を避けるためには、脚を溜めておく必要があります。
また、終盤のスパート地点から長く脚を使える馬が有利です。
スタート直後の急坂や向こう正面での下り坂によってペースが変わりやすいため、ペースに対応できる柔軟な馬が求められます。
後半でのロングスパートが勝敗を左右するため、瞬発力とスピードの持続性が特に重要です。
5.セントライト記念のレース傾向
過去のレースでは、先行有利の展開が多く、特に開幕週の馬場は内枠が有利となる可能性が高いです。
スタート直後の坂をこなせる馬や、早めにポジションを取れる馬が強さを発揮しやすい一方で、後方からの一気の追い込みは難しい傾向にあります。
6.まとめ
中山競馬場芝2200メートルの外回りコースは、非常にタフで、スタミナと瞬発力を求められるコースです。
特に、向こう正面からのロングスパートが勝負の分かれ目となり、最後の急坂で脚を残せるかが勝敗に大きく関わります。
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【セントライト記念2024予想】データ分析と傾向
1.人気馬の成績と波乱の傾向
2023年のレース結果では、1番人気、2番人気、3番人気が上位を占め、3連単の配当は4220円にとどまりました。
過去10年の3連単の配当を見ると、波乱が起きづらい傾向にあります。
特に、10万円を超える高配当は2回(2015年と2021年)だけであり、他の年は比較的平穏なレース展開が多いです。
2.出走数による傾向
通算出走数が7戦以内の馬が3着以内に好走する傾向が強く、過去10年で3着以内に入った30頭中27頭が7戦以内の馬でした。
通算8戦以上の馬は苦戦しており、3着内率は5.7%にとどまっています。
ただし、8戦以上で好走した馬は、年内に重賞勝利経験のある馬に限られているため、キャリアの多い馬は注意が必要です。
3.間隔の重要性
前走から中10週以上の間隔がある馬が好成績を収める傾向があります。過去10年で3着以内に入った30頭中27頭が中10週以上の間隔を持っており、中9週以内の馬は3着内率がわずか4.8%と苦戦しているため、前走から間隔が短い馬は評価を下げる必要があります。
4.前走のレースクラス
過去10年のデータでは、前走がJRA・GⅠだった馬が3着内率40.0%と優秀な成績を残しています。
このため、前走がGⅠの馬は注目するべきです。一方、前走がGⅠ以外だった場合は、前走が1着であり、かつ前走の距離が2200メートル未満である馬に注目する必要があります。
2着以下の馬や2200メートル以上で走った馬は過信しない方が良いでしょう。
5.馬番と位置の傾向
過去8年のレースでは、馬番が1番から10番の馬が好成績を収めており、3着内率が高いです。
一方で、11番から18番の馬は3着内率8.8%と、苦戦している傾向が強いです。
このため、馬番が外に寄った馬は警戒が必要です。過去6年の優勝馬はすべて馬番が2番から9番であり、さらに前走の出走頭数が10頭以上だった馬が優勝しています。
前走の出走頭数が9頭以下だった馬は優勝する可能性が低いことが分かります。
6.まとめ
通算出走数が7戦以内で、前走がJRA・GⅠだった馬が好成績を残しやすい傾向があります。
前走がGⅠでない場合でも、前走1着かつ2200メートル未満で走った馬が注目されます。
前走から中10週以上の間隔がある馬が有利であり、間隔が短い馬は苦戦する傾向にあります。
馬番が内側(1~10番)の馬が有利で、特に馬番が2~9番であれば勝つ可能性が高いです。
セントライト記念は大波乱が少ないレースであり、人気馬が比較的安定した成績を収めるため、過剰な穴狙いは避けた方が良いかもしれません
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セントライト記念血統情報
【コスモキュランダ】
父アルアイン。母サザンスピード。母の父Southern Image。
父アルアインは、皐月賞と大阪杯を制した名馬であり、その産駒もパワーとスピードを兼ね備えた実力派として注目を集めています。
母サザンスピードは、オーストラリアのG1競走であるコーフィールドカップの勝ち馬であり、母の父Southern ImageもG1競走を制した実力馬です。
このように、コスモキュランダは日本とオーストラリアのトップレベルの血統を受け継いでおり、持久力とパワーに優れた競走馬としての可能性を秘めています。
特に父アルアインは、その競走成績と産駒成績からも高く評価されており、コスモキュランダにもその影響が期待されています。
セントライト記念2024では、中山競馬場のタフな2200メートルの舞台で、コスモキュランダの持ち前のスタミナとパワーが試されることでしょう。
【アーバンシック】
父スワーヴリチャード。母エッジースタイル。母の父ハービンジャー。
父スワーヴリチャードは、ハーツクライの代表産駒であり、初年度から大成功を収めた種牡馬です。母エッジースタイルは、母の父にハービンジャーを持ち、非常にしなやかで持久力に優れた血統です。
アーバンシックは、ヴァルコスの甥であり、ステレンボッシュやドゥラドーレスとも血縁関係が深い馬です。
母の父ハービンジャーは、キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスを制した名馬であり、その産駒は日本競馬においても多くの活躍馬を輩出しています。
このため、アーバンシックはウインドインハーヘア牝系のしなやかな体質を持ち、スタミナと持久力を活かして長距離での活躍が期待される馬です。
また、アーバンシックはダノンザキッドを1F長くしたような中距離馬として見られており、外回りの2200メートルで行われるセントライト記念のロングスパート戦では、そのストライドを活かした追い込みが有力視されています。
不器用な差し馬ですが、その分、長い直線でのジワジワとした追い込みがハマれば、上位争いに絡む可能性が高いです。
【ヤマニンアドホック】
父ノヴェリスト。母ヤマニンアドーレ。母の父ダイワメジャー。
父ノヴェリストは、キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスを制した実力馬であり、ブレークアップやラストドラフト、ゴッドセレクションなど数々の活躍馬を輩出しています。
ヤマニンアドホックもその血統を受け継ぎ、持久力とスピードを兼ね備えた一頭です。
母ヤマニンアドーレは、ヤマニンデンファレの半姉であり、母母ヤマニンアラバスタは新潟記念と府中牝馬ステークスで勝利した実績を持っています。
さらに、その母ヤマニンリコールは函館記念で2着に入った実力馬です。
このように、ヤマニンアドホックは非常に優れた母系血統を持ち、競走馬としての素質が高いことがうかがえます。
ノヴェリストとダイワメジャーの配合は、ヴェスターヴァルトと同じ血統背景を持ち、グレイソヴリン的な斬れ味も兼ね備えています。
差しに回った場合でも鋭い脚を発揮し、道悪の馬場でも問題なくこなす能力が期待されています。
さらに、相手なりに駆ける柔軟性があり、セントライト記念の舞台でも強力なライバルに対応できるでしょう。
【スティンガーグラス】
父キズナ。母ライフフォーセール。母の父Not For Sale。
父キズナはディープインパクトの産駒で、近年リーディングサイアーとして多くの活躍馬を輩出しており、ジャスティンミラノやソングラインといった優秀な馬たちがその代表格です。
スティンガーグラスは、そのキズナの血を受け継ぎ、非常に期待される存在です。
母ライフフォーセールはアルゼンチンでブエノスアイレス大賞(G1、ダート2200m)を制した実力馬で、その母父ノットフォーセールもアルゼンチンのリーディングサイアーとして成功を収めた名馬です。
さらに、スティンガーグラスはパタゴニアの全弟であり、ダノンファンタジー(父ディープインパクト)の3/4弟という強力な血統背景を持っています。
前走では1勝クラスのレースで圧勝を果たし、その長い脚と大箱向きのストライドが特徴的ですが、中山2200メートルのセントライト記念でも持続的な戦いに対応できる可能性が高いです。
脚長で柔軟性のある走りが、セントライト記念のロングスパート戦でどれほど発揮されるかが鍵となるでしょう。
【アスクカムオンモア】
父ブリックスアンドモルタル。母マキシマムドパリ。
母の父キングカメハメハ。父ブリックスアンドモルタルは、BCターフなどで勝利を挙げた北米の年度代表馬で、初年度からイーグルノワール、ゴンバデカーブース、アンモシエラといった優れた産駒を輩出しています。
母マキシマムドパリは、日本の競馬でマーメイドステークスと愛知杯を制した実力馬で、アスクカムオンモアはその優れた血統を受け継いでいます。
母の父キングカメハメハは、日本競馬史に名を残す名種牡馬で、多くのクラシックホースを輩出しています。
また、牝祖アドマイスは北米芝G1勝ち馬で、産駒にはブラックカフェやハシッテホシーノ、さらに孫にはキンショーユキヒメなど、幅広く優れた競走馬を輩出している血統です。
アスクカムオンモアは、父母にナスキロの柔らかさが生かされており、柔軟な走りが特徴です。
中山競馬場のセントライト記念の舞台では、東京コースの方が適していると見られるものの、持ち前のスタミナとバランスを生かして上位進出を狙うことができる可能性があります。
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セントライト記念本命馬情報
【コスモキュランダ】
父アルアイン。母サザンスピード。母の父Southern Image。
特に注目すべきは、3走前の弥生賞ディープインパクト記念における重賞制覇です。
このレースで、持ち前のパフォーマンスを発揮し、世代屈指の実力を証明しました。
続く2走前の皐月賞では、非常にタフなレース展開の中でクビ差の2着に食い込んでおり、勝者とほとんど差のないパフォーマンスを見せました。
このレースでは、コースレコードが更新されるほどのハイレベルな戦いが繰り広げられたため、この2着という成績は非常に価値のあるものです。
日本ダービーでは6着という結果に終わったものの、その後約3か月半の休養を経て、さらなる成長を期待されています。
今回のセントライト記念が秋初戦となるため、休養明けでの調整具合や、レースへの適応力が鍵となるでしょう。
過去の実績からも分かるように、パワーとスピードの両方を兼ね備えたタイプであり、今後の成長も大いに期待されます。
【アーバンシック】
父スワーヴリチャード。母エッジースタイル。母の父ハービンジャー。
3走前の京成杯で、後に日本ダービーを制したダノンデサイルの2着に入ったパフォーマンスが評価されています。
このレースで、アーバンシックは持ち前の実力と安定感を発揮し、その潜在能力の高さを証明しました。
続く2走前の皐月賞では、非常にレベルの高いメンバーの中で4着に健闘。
このレースでは、強力なライバルたちと競り合いながらも上位に食い込む実力を見せつけました。
夏を挟んで心身ともに成長していることが期待されており、さらなる飛躍が見込まれます。
ひと夏を超えて、体調面や精神的な成熟度がさらに高まっている可能性があるため、今回のセントライト記念は秋シーズンへの重要な一戦となります。
今後のG1戦線に向けて、アーバンシックがどのようなパフォーマンスを見せるかが注目されます。
【スティンガーグラス】
父キズナ。母ライフフォーセール。母の父Not For Sale。
デビュー2戦目でスプリングステークスに挑戦し、6着という結果を残した期待の馬です。
その後、前走の1勝クラス(新潟・芝2400メートル)では、5馬身差という圧倒的な勝利を収めました。
この勝利で、スティンガーグラスは本格化した印象を与え、今後の活躍にますます期待が高まっています。
スティンガーグラスは、スプリングステークスのような高レベルなレースに挑んできた経験があり、距離適性や持久力が高く評価されています。
前走で見せた圧倒的なパフォーマンスからも、今回のセントライト記念ではさらなる飛躍が期待される一頭です。
今後の成長次第では、さらに上のレベルのレースでも通用する可能性があり、注目を集めています。
【アスクカムオンモア】
父ブリックスアンドモルタル。母マキシマムドパリ。母の父キングカメハメハ。
デビュー戦から気性面での幼さが見られ、チークピーシーズを着用していましたが、レースを重ねるごとに競馬を覚え、成長を遂げてきた馬です。
前走の1勝クラス(東京・芝1800メートル)では、2馬身半差の快勝を収め、実力を証明しました。
この成長ぶりから、重賞でもその素質が十分に通用すると期待されています。
特に、前走の勝利はレース運びの巧さやスピードを存分に活かしたものであり、セントライト記念でもその能力を引き続き発揮する可能性があります。今後のさらなる活躍が注目される一頭です。
セントライト記念穴馬情報
【エコロヴァルツ】
父ブラックタイド。母プティプランセス。母の父キングカメハメハ。
昨年の朝日杯フューチュリティステークスで注目を集めた馬で、特に4コーナーを17番手で回りながら、猛然と追い上げてわずか0秒1差の2着に好走したパフォーマンスが印象的です。このレースで見せた強烈な末脚が、その潜在能力を示しています。
その後、春のクラシック戦線でも着実な成績を残しています。
皐月賞では7着、日本ダービーでは8着と、トップクラスの馬たちに混じっても安定したパフォーマンスを発揮してきました。
特に厳しいレース展開でも持ち前の粘り強さを発揮する点が評価されています。
今回のセントライト記念では、これまでの実績を踏まえると、メンバーの中でも地力上位と見なされており、他の馬たちにとっても脅威となる存在です。
スタミナと持久力を兼ね備えたエコロヴァルツが、このレースでどのようなパフォーマンスを見せるかが注目されます。
【ヤマニンアドホック】
父ノヴェリスト。母ヤマニンアドーレ。母の父ダイワメジャー。
ヤマニンアドホックは、前走のラジオNIKKEI賞で3着という堅実な成績を残した実力馬です。
このレース後、2か月半の休養を経て成長を促され、帰厩後の追い切りでは美浦ウッドコースで自己ベストタイムをマークしており、順調な仕上がりを見せています。
特に注目すべきは、中山コースでの強さです。これまでの全2勝を中山コースで挙げているため、このコースへの適性は非常に高く、セントライト記念でも前走以上のパフォーマンスが期待されます。
さらに、持久力と安定した走りが特徴であり、レース展開次第では上位争いに食い込む可能性が高いです。
休養明けでの成長と得意とする中山コースでのレースという条件が揃っていることから、今回のレースではヤマニンアドホックの飛躍が期待される一戦となるでしょう。
【ルカランフィースト】
父イスラボニータ。母ゴージャスランチ。母の父マンハッタンカフェ。2走前のスプリングステークスで3着に入った実力馬で、その後皐月賞にも出走し、8着という成績を収めています。これまでの実績からもわかるように、安定した力を持っている馬です。今回は約5か月の休み明けとなりますが、帰厩後の調教では好調時と変わらない動きを見せており、仕上がりも順調といえます。操縦性が高く、騎手の指示にしっかり応える馬であるため、今回の2200メートルという距離延長にも問題なく対応できると期待されています。セントライト記念では、これまでの経験を活かし、距離延長でも持ち前のパフォーマンスを発揮できるかが注目されます。
【ログラール】
父モーリス。母ディアデラマドレ。母の父キングカメハメハ。
スプリングステークスで8着、ラジオNIKKEI賞で6着と、重賞経験を積んできた実力馬です。
着実に経験を重ねており、成長の余地が大きいと期待されています。母の影響もあり、パワーやスタミナに優れた馬で、これまでのレースで強い相手にも食らいついてきた点が評価されています。
今回のセントライト記念では、これまでの経験を活かし、もう一段階成長した姿を見せる可能性が高く、注目されています。レース展開や距離適性にも柔軟に対応できる点が、強みのひとつです。
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セントライト記念有力馬情報
【コスモキュランダ】
コスモキュランダは、3月の弥生賞ディープインパクト記念で見事に重賞勝利を収めた実力馬です。
その後、皐月賞では2着に好走し、上位争いに絡む力を示しました。
しかし、日本ダービーではスタートで立ち上がってしまい、後方からのレース展開を余儀なくされました。
向正面では外の5番手まで押し上げましたが、直線での伸びを欠いて6着に終わりました。
前走の日本ダービーでは、スローペースの中で早めに動いてしまい、最後の脚を失ってしまったのが敗因とされています。
一方で、速い流れとなった皐月賞では、中団で脚を溜めた結果、先に抜け出したジャスティンミラノにクビ差まで迫る粘り強いレースを見せました。
今回のセントライト記念では、道中でどれだけ脚を溜められるかがポイントとなり、スタートをしっかり決めて、安定したレース展開が求められます。
実力は十分にある馬であり、好スタートからの展開次第では上位争いに絡むことが期待されます。
【アーバンシック】
アーバンシックは、今年初戦の京成杯で、後に日本ダービーを制するダノンデサイルと僅差の2着に入り、実力を見せつけました。
その後、皐月賞では4着、日本ダービーでは11着と、上位争いに絡めず敗れています。
前走の日本ダービーでは、後方からの追走を強いられ、4コーナーでも後方の位置におり、直線では大外に持ち出しましたが、上位との差を詰めることができませんでした。
アーバンシックは、前に進むのが少し遅れがちなタイプで、先行勢に置いていかれたため、厳しいレース展開となってしまいました。
今回のセントライト記念では、休み明けとなるため、レース序盤で中団より前の位置を取れるかが鍵となります。
中山競馬場への舞台替わりは問題なく、より積極的なレースができるかどうかが注目されるポイントです。
前進を見せれば、上位進出の可能性も十分にあります。
【エコロヴァルツ】
エコロヴァルツは、昨年末の朝日杯フューチュリティステークスで2着に好走し、注目を集めた実力馬です。
しかし、近2戦では皐月賞7着、日本ダービー8着と、思うような結果を残せていません。
前走の日本ダービーでは、大外枠から内に切れ込み、先頭に立ちました。
前半1000mを62秒2というスローペースで進める展開に持ち込みましたが、3コーナーを過ぎたあたりで外から他馬に並びかけられ、直線では内からダノンデサイルに交わされて失速してしまいました。
このレース展開を見ると、東京の芝コースがエコロヴァルツに合わなかった可能性も考えられます。
今回のセントライト記念では、再び逃げを打つのかが大きなポイントとなります。
気分良くレースを運ぶことができれば、逃げ切りの可能性も十分に考えられます。
特にスローペースでレースをコントロールできるかが鍵となるでしょう。
実力を発揮できれば、上位争いに加わるチャンスも期待できる馬です。
【アスクカムオンモア】
アスクカムオンモアは、今年2月にデビューし、3戦目となった中京芝2000mの未勝利戦で初勝利を収めました。
その後、プリンシパルステークスでは僅差の3着に好走し、確実に力を付けてきました。
前走では1勝クラスに戻り、東京芝1800mで2勝目を挙げています。
レース序盤から好スタートを決め、2番手に控えながらレースを進め、直線では余裕を持って抜け出し、2着に2馬身半差をつける快勝を見せました。
この勝ち方からも、レース経験を積むごとに実力を発揮していることがわかります。
今回は間隔が空き、どれだけ成長しているかがポイントとなります。
初めての中山芝コースに加え、重賞初挑戦と、ハードルは高いですが、これまでの内容からも実力馬相手にどこまで通用するか楽しみな一頭です。
初めての舞台でも順調に力を発揮できれば、上位進出の可能性も十分にあります。
【スティンガーグラス】
スティンガーグラスは、今年1月に中山芝2000mの新馬戦を勝利し、順調なスタートを切った馬です。
その後、スプリングステークスでは6着、続く東京芝2000mの1勝クラスでは2着に敗れましたが、前走の新潟芝2400mの1勝クラスでは圧巻の走りで快勝しました。
前走では、道中4番手を追走し、直線では抜群の手応えで楽に抜け出し、2着馬に5馬身差をつける圧勝。
初めての芝2400m戦にもかかわらず、問題なく走り切り、そのスタミナの高さを示しました。
今回のセントライト記念では、前走を一叩きされて状態もさらに上がっていると考えられます。
スティンガーグラスの持ち味は先行力にあり、その力を生かすことができれば、格上挑戦ながらも上位に食い込む可能性が十分にあります。
持ち前のスタミナと先行力を活かして、レース展開次第では侮れない存在です。