
アイビスサマーダッシュのコース解説
2001年にコース改造工事が竣工され新潟競馬場が右回りから左回りコースに生まれ変わると同時に国内初の直線競馬1000mのコースが新設されました。
新潟競馬場の名物直線コースは芝1000mで開催されます。コーナーを1度も回らずにゴールを目指していくアイビスサマーダッシュは新潟競馬場夏の風物詩です。
新潟の直線は平坦のイメージがありますが、実は芝1000m直線競馬に坂の上り下りが存在しています。
スタートから約240mは穏やかな上り、続く200mは緩やかに下り、残りの約560mは少しの上り下りのあとはゴールまで平坦一直線です。
アイビスサマーダッシュは開幕週で全体的に芝の状態は良好です。
それでも日頃から馬が走らない直線外側の芝を走る方が断然にスピードがでやすいのは間違いないです。
スタート直後から外ラチを目指して一斉にダッシュしていくので馬群が外へ殺到します。
スタート直後から外ラチに向けて全力で走るため、内枠に入った馬はなし崩しに脚を使います。
しかも、外枠の馬よりも長い距離を走ることになる内枠は絶対的に不利です。
1000mと短い距離での距離ロスは、長い距離レースの距離ロスと比較したら、その影響はかなり大きいです。
2010年、2017年アイビスサマーダッシュを優勝した新潟競馬場芝1000m(直線競馬)のスペシャリスト西田雄一郎騎手。
西田雄一郎騎手が騎乗してくるなら新潟競馬場芝1000m(直線競馬)ではおさえておきたい騎手です。
馬群に包まれないスーパーダッシュ力と長い直線でスピードを高いレベルで持続できる能力、馬群を捌き抜け出そうとする勝負根性が問われるレースです。
外回りコースは得意だが小回りコースが苦手で近走成績不振の馬が外枠に入った場合、人気薄の激走もあるので注意です。
アイビスサマーダッシュ穴馬情報
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