レパードステークス

【レパードステークス2026 データ分析】人気薄激走の3歳ダート重賞!狙いは”内枠×乗り替わり×キャリア6~8戦”|危険な人気馬と勝ち馬の条件を徹底解説

レパードSデータ分析 総まとめ
レパードSデータ分析 総まとめ

2026年8月9日(日)15時35分発走、新潟競馬場・ダート1800メートルで行われる第18回レパードステークス(GⅢ・3歳・馬齢)。JRAでは数少ない3歳限定のダート重賞で、ジャパンダートクラシックへのトライアルも兼ねる一戦です。フルゲート15頭のダート新星たちが集結します。毎年のように人気薄が激走する難解な重賞を、過去10年のデータから徹底的に読み解きます。それでは、項目ごとに詳しく見ていきましょう。


単勝人気別成績|毎年のように人気薄が馬券に絡んでいる

レパードS単勝人気別データ
レパードS単勝人気別データ

過去10年の単勝人気別成績を見ると、このレースの最大の特徴が浮かび上がります。6番人気以下の馬が毎年3着以内に入っているうえ、3着以内馬30頭中16頭を占めているのです。昨年は12番人気のルヴァンユニベールが2着、11番人気のヒルノハンブルクが3着に入り、一昨年も11番人気のサトノフェニックスが2着に入るなど、大波乱が日常茶飯事となっています。

一方で、上位人気が全く信頼できないわけではありません。1番人気は勝率20.0パーセント・連対率50.0パーセント・3着内率60.0パーセントと、むしろ軸には最適な成績を残しています。注目は5番人気で、勝率30.0パーセント・3着内率40.0パーセントと好走が目立ちます。逆に3番人気(3着内率10.0パーセント)と4番人気(3着内率0パーセント)は全く奮わず、中途半端な人気馬は割引が必要です。一筋縄ではいかない重賞だけに、1番人気か5番人気を軸に、6番人気以下の伏兵を厚く絡める馬券戦術が有効といえます。


枠番別成績|内枠に注目

レパードS枠番別データ
レパードS枠番別データ

過去10年の枠番別成績で目立つのが、1枠の好走です。1枠に入った馬が3勝、3着内率40.0パーセントと際立った活躍を見せており、しかも2024年、2025年と1枠の馬が2連勝中という熱いトレンドが続いています。新潟ダート1800メートルはコーナーの角度が急なため、内枠でロスなく立ち回れる馬が有利になりやすいのです。

1枠に限らず、内寄りのゲートに入った馬の好走例が多いのも特徴です。馬番が1番から6番だった馬は合計8勝を挙げており、内めの経済コースを通れる利は大きいといえます。一方で、7枠は過去10年で3着内ゼロと明確に不振。8枠は2勝を挙げていますが、これは頭数の少ない年に実質的に内めの枠として機能したケースも含まれます。基本的には、1枠を筆頭に馬番1番から6番の内枠有利という傾向を重視し、枠順が確定したら内枠を引いた実力馬を積極的に評価したいところです。


前走別成績|有力ステップは2つ

レパードS前走別データ
レパードS前走別データ

過去10年の前走別成績を見ると、有力なステップが浮かび上がります。まず前走がJRA重賞だった馬が4勝を挙げており、勝率17.4パーセントと最も勝ち切っています。ユニコーンステークスやジャパンダートダービー(現・ジャパンダートクラシック)といった重賞からの臨戦馬が中心です。次に、地方競馬のダートグレード競走だった馬も7頭が3着以内に入るなど、好走率が比較的高くなっています。

この2つに加えて注目したいのが、3勝クラス組と海外遠征帰りの馬です。3勝クラス組は3着内率66.7パーセント、海外のレース組も3着内率66.7パーセントと、それぞれ出走数は少ないものの高確率で馬券に絡んでいます。もし出走してきたら無視できない存在です。重要な注意点として、前走がJRAの平場(条件戦の平場)だった組は勝利example が皆無。条件クラスから臨む馬を狙う際は、特別戦を勝ち上がってきた馬を優先したほうが好結果につながります。前走のクラスと格を、しっかり見極めたいところです。


騎手別成績|乗り替わりとなった馬が穴をあける

レパードS騎手(乗替)別データ
レパードS騎手(乗替)別データ

このレースを読み解くうえで、非常にユニークかつ重要なのが騎手の乗り替わりに関するデータです。過去10年で、前走と同じ騎手が乗った馬と、騎手が乗り替わった馬とでは、連対率が倍近く違います。乗り替わり馬が勝率8.6パーセント・連対率17.3パーセントであるのに対し、前走と同じ騎手の馬は勝率4.5パーセント・連対率9.0パーセントと、明確に乗り替わり馬が上回っています。

さらに特筆すべきは、騎手が乗り替わった馬が穴をあけるケースが非常に多いという点です。前述のルヴァンユニベール、ヒルノハンブルク、サトノフェニックスを含め、10番人気以下で3着以内に入った9頭中8頭が、騎手の乗り替わり馬だったのです。人気薄でも、有力騎手や上手い騎手に乗り替わった馬は、一気に評価を上げるべきといえます。逆に、前走と同じ騎手で人気を集めている馬は、意外な盲点になりやすいので注意が必要です。出馬表では、騎手欄の変化にも目を光らせておきたいところです。


キャリア・血統傾向|経験を積んだ完成度の高い馬が有利

出走数(キャリア)別のデータも極めて重要です。2014年以降、キャリア6~8戦の馬が最大勢力で、10勝・2着5回・3着6回と圧倒的な成績を残しています。逆に、9戦以上のキャリアを積んだ馬、および2戦以下の浅いキャリアの馬は未勝利となっており、実戦を適度に経験した完成度の高い馬が強いレースといえます。とくに注意したいのが、キャリア5戦以下かつ当日3番人気以内という条件の馬で、過去に3着内ゼロと明確に危険。素質だけで人気になっている経験の浅い馬は、割引が必要です。

近年の傾向として、過去5年の3着以内馬15頭のうち14頭は前走で5着以内でした。以前は前走6着以下からの巻き返しもありましたが、近年は直近の結果を素直に評価したほうがよさそうです。血統面では、ダート中距離適性の高い産駒が中心。今年の想定馬でも、ルヴァンスレーヴ産駒やオルフェーヴル産駒など、パワーとスタミナを兼ね備えた血統が名を連ねています。新潟ダート1800メートルへの適性を、血統からも見極めたいところです。


レパードS危険な人気馬&勝ち馬の条件
レパードS危険な人気馬&勝ち馬の条件

危険な人気馬の条件

過去のデータから、レパードステークスで人気を裏切りやすい馬の条件は以下の通りです。

① キャリア5戦以下で当日3番人気以内に支持される、経験の浅い人気馬。素質は高くても、過去10年で3着内ゼロと明確に危険。ダート3歳重賞は完成度と操縦性がものをいうため、実戦経験の少なさは大きな不安要素です。

② 3番人気・4番人気に支持される中途半端な人気馬。3番人気は3着内率10.0パーセント、4番人気は3着内率0パーセントと、いずれも極端に不振。人気の谷間となるこのゾーンは、頭はもちろん連下でも過信禁物です。

③ 前走がJRAの平場(条件戦の平場)だった馬、および7枠に入った馬。前走平場組は過去10年で勝利ゼロ、7枠も3着内ゼロと、データ上の明確な鬼門。人気になっていても慎重に扱いたい条件です。


勝ち馬の条件

一方、レパードステークスを勝ち切る馬に共通する条件は以下の通りです。

① キャリア6~8戦で、前走5着以内と結果を残している完成度の高い馬。この条件が最大勢力で10勝を挙げており、実戦を適度に経験した操縦性の高い馬が主役。近年は直近の好走を素直に評価するのが正解です。

② 前走がJRA重賞、地方ダートグレード、3勝クラス、海外遠征のいずれかだった馬。とくに重賞組が4勝と勝ち切り、3勝クラス組と海外組は3着内率66.7パーセントと高確率。格上のレースを経験した馬が信頼できます。

③ 1枠を筆頭に馬番1~6番の内枠を引いた馬、そして騎手が乗り替わった馬。内枠は1枠が3勝・3着内率40.0パーセントで直近2連勝中。乗り替わり馬は穴の常連で、人気薄でも警戒必須です。


まとめ

レパードステークス2026を攻略するうえでの結論は、「内枠を引いた、キャリア6~8戦・前走好走の実力馬」を軸に、「乗り替わりの人気薄」を絡めることです。1番人気は3着内率60.0パーセントと信頼できる一方、3~4番人気は割引が必要。5番人気の好走も目立ちます。

前走はJRA重賞、地方ダートグレード、3勝クラス、海外組が有力で、平場組は割引。枠順は1枠を筆頭に内枠優勢、7枠は鬼門です。そして最大の狙い目が、騎手の乗り替わり馬。10番人気以下の激走馬の大半が乗り替わり馬というデータは、この一戦の性格を象徴しています。難解なレースですが、これらの条件を丁寧に照らし合わせれば、高配当を仕留めるチャンスは十分。人気に流されず、データが示す「勝ち馬の条件」に合致する馬を見つけ出すことが、的中への近道となるでしょう。

【レパードステークス2026 血統分析】荒れる3歳ダート重賞!勝ち馬の絶対条件”ラウンドテーブルの血”を徹底解剖

レパードS血統分析 総まとめ
レパードS血統分析 総まとめ

2026年8月9日(日)15時35分発走、新潟競馬場・ダート1800メートルで行われる第18回レパードステークス(GⅢ・3歳・馬齢)。JRAでは数少ない3歳限定のダート重賞を、血統の観点から徹底的に読み解きます。

このレースの血統的な核心を、まず押さえておきましょう。過去5年の平均馬連配当は6752円、3連単配当は158012円と、非常に荒れやすい一戦です。そして注目すべきは、過去5年の勝ち馬5頭すべてがラウンドテーブル(とその全妹モナーキー)の血を引いているという事実。さらに、連対馬10頭のうち9頭までがラウンドテーブルの血を引いています。ラウンドテーブルは本来、芝をストライドで走るような血ですが、新潟ダート1800メートルという直線の長いコースのロケーションにフィットしているとみられます。今回取り上げる5頭でこの血を引くのは、パイロマンサーとメルカントゥール(ともにシアトルスルー経由)です。それでは、有力各馬の血統を1頭ずつ見ていきましょう。


パイロマンサー

レパードSパイロマンサー血統分析
レパードSパイロマンサー血統分析

ファイアネイドの全弟で、トリプルエースやクワドループルの甥にあたる血統。牝祖シャターは仏1000ギニー2着で、ドラール賞(仏G2・芝1950メートル)を勝ったステートシントの母です。父パイロ×母父ハードスパンという配合は、ホールシバンと同じ組み合わせ。**パイロ産駒はレパードステークスで[1-1-1-4]**と好相性で、エーピーインディ~シアトルスルーのラインだからコース適性は非常に高いといえます。

しかも、母系にダンジグ系マイラーの血が入るのは、ケンシンコウ(2020年レパードステークス1着)やデルマルーヴル(2019年レパードステークス2着)と同じ配合構造。まさにこのレースで好走する血統パターンを踏襲しています。本馬は昨年の全日本2歳優駿を制したGⅠ馬で、世代ダート戦線のトップクラスの実績を誇ります。今回はUAE遠征帰りとなりますが、能力の絶対値はメンバー屈指。血統・実績・コース適性のすべてが揃った一頭で、GⅠ馬の貫録を示せるか注目です。岩田望来騎手を配し、堂々の主役として world 級の走りを見せたいところ。ラウンドテーブルの血を引く点も、絶好の推奨材料です。


メルカントゥール

レパードSメルカントゥール血統分析
レパードSメルカントゥール血統分析

コパノキッキングの半弟で、モエレジーニアスの甥にあたる血統。牝祖シャロンはコロネーションステークス(英G2・芝8ハロン)の勝ち馬で、ガネー賞(仏G1・芝2100メートル)を制したクリエイターの母という、欧州の一流牝系です。父ルヴァンスレーヴはJRA最優秀ダートホースで、シルバーレシオやタマモフリージアなどの父。ダート中距離に高い適性を伝えます。

見た目には父ルヴァンスレーヴ似ですが、エピファネイアと同じクリスエス≒ハビタットのニアリークロスを持つため、ダート馬としては身のこなしがしなやかなタイプです。前走のユニコーンステークスでは2着ながら、勝ち馬にクビ差まで迫り、後続には4馬身差をつける圧巻の内容。まだ緩さを残しながらも底を見せていない、高いポテンシャルの持ち主です。ユニコーンステークスのような湿った軽い馬場がベターとみられ、当日の馬場が味方すれば一段と強調できます。この馬もラウンドテーブルの血を引いており、血統的な裏付けは万全。坂井瑠星騎手を配し、世代トップクラスの実力で勝ち負けを狙う、中心的存在の一頭です。


ショウナンバンライ

レパードSショウナンバンライ血統分析
レパードSショウナンバンライ血統分析

ラーゴムの全弟で、エコロブルームやスパイダーゴールドの4分の3弟にあたる血統。母シュガーショックはファンタジーステークス(米G3・ダート8.5ハロン)の勝ち馬で、アンドリエッテも近親という良血です。父オルフェーヴルは、ウシュバテソーロやマルシュロレーヌなどダートの大物も出す長距離砲。スタミナと底力を伝えます。

ラーゴムと似たタイプで芝ダート兼用の中距離馬ですが、高速芝だと少しジリっぽい面があり、ダート適性のほうが高いとみられます。母父がキャンディライドなので、底力と成長力に富むのが特徴。ダートに転じてからは2連勝中で、いずれも後続に5馬身の差をつける圧勝と、勢いは本物です。父オルフェーヴル譲りのスタミナを生かし、この馬の身上は好位からの捲り。新潟ダート1800メートルの長い直線で、パワーとスタミナでねじ伏せる競馬が理想です。田山騎手を配し、ダート転向後の勢いそのままに、重賞の舞台でも力でねじ伏せられるか。成長力に富む血統だけに、さらなる上昇も見込める注目の上がり馬です。


タガノアバンドーネ

レパードSタガノアバンドーネ血統分析
レパードSタガノアバンドーネ血統分析

タガノマカシヤの半弟で、サンカルロやターゲリートの甥にあたる血統。牝祖ミスセクレトは伊1000ギニー(伊G2・芝1600メートル)の勝ち馬という欧州牝系です。父モズアスコットは安田記念とフェブラリーステークスに勝った二刀流の名馬で、ファウストラーゼンやエコロアルバを輩出。芝ダート兼用のスピードを伝えます。モズアスコット×フジキセキはJRA出走5頭すべてが勝ち馬と走っている好配合です。

本馬は母がインリアリティ4×4というクロスを持ち、このパワーも強いのが特徴。1800メートル寄りのマイラータイプで、前走の2勝クラスを勝ち上がってきました。注意したいのが、鳳雛ステークスのように道中で砂をかぶると行きっぷりが良くない点で、好位の外で気分よく追走できる形が理想です。川田騎手を配しますが、川田騎手は過去のレパードステークスで勝ち切れておらず、今の状態も踏まえると過信は禁物という見方もあります。それでも、パワー型の血統とマイラー適性は、新潟ダート1800メートルで生きるもの。外めをスムーズに立ち回れれば、上位争いに加わる能力は十分に秘めています。


ドンエレクトス

レパードSドンエレクトス 血統分析
ドンエレクトス

父はダノンレジェンド、母ドナプリモの父はフリオーソという、ダート色の濃い血統の3歳馬。父ダノンレジェンドはJBCスプリントなどを制したダートの快速馬で、産駒にダート適性の高さを伝えます。母父フリオーソは地方競馬の名馬で、ダートのパワーとスタミナを補完する配合。生粋のダート血統といえる構成です。

前走の青竜ステークスでは、楽に先行して完勝する強い内容を見せました。追い切りでも古馬オープン相手に力強く伸び、状態はさらに上向きとの評価。先行力があり、新潟ダート1800メートルの主役候補の一頭に挙げられます。ダート血統らしいパワーとスタミナは、このコースに好適。前で運べる脚質は、荒れやすいこのレースにおいても安定感をもたらします。荻野極騎手を配し、青竜ステークスの勢いそのままに重賞初制覇を狙います。ラウンドテーブルの血は引いていませんが、生粋のダート血統としての適性、先行力、そして良好な状態と、good材料が揃った一頭。先行有利の展開になれば、粘り強く上位に食い込む力を秘めています。


マクリール

レパードSマクリール血統分析
レパードSマクリール血統分析

父はロードカナロア、母アイリッシュシーの父はGalileoという、超一流の配合の3歳馬。生産はノーザンファーム、馬主はシルクレーシングという名門の良血馬です。父ロードカナロアはスピードと万能性を伝える大種牡馬で、母父Galileoは欧州の至宝。世界的な超良血といえる血統構成で、本来は芝で活躍しそうな配合ですが、ダートでも高いパフォーマンスを見せています。

前走の小金井特別(2勝クラス)を勝利して、勢いに乗って参戦。ロードカナロア産駒らしいスピードと機動力を武器に、新潟ダート1800メートルの立ち回りにも対応可能です。手塚貴久厩舎×ノーザンファーム生産馬という王道の組み合わせも心強い材料。戸崎圭太騎手を配し、2勝クラスからの上がり馬として重賞の壁に挑みます。ロードカナロア×Galileoという配合は、しなやかな体質とスピードを兼ね備え、脚抜きの良い馬場になれば一段と持ち味が生きるでしょう。血統的な素質は世代でも上位クラス。内枠を引いてスムーズに立ち回れれば、上位争いに加わる資格は十分に備えた注目の一頭です。


オンザムービー

レパードSオンザムービー・チェリヴェント血統分析
レパードSオンザムービー・チェリヴェント血統分析

父はサンダースノー、母インザムービーの父はリアルインパクトという配合の3歳馬。父サンダースノーはドバイワールドカップを連覇した世界的なダート王で、産駒にダートのパワーとスタミナを強く伝えます。母父リアルインパクトは安田記念を制したスピード馬で、快速の要素を補完。ダートのパワーとスピードを兼ね備えた血統構成です。

前走の3歳以上1勝クラス(小倉ダート1700メートル)を勝ち上がり、勢いに乗って重賞に挑戦します。父サンダースノー譲りのスタミナは、新潟ダート1800メートルの長丁場に対応できるタイプ。まだキャリアは浅いものの、ダート中距離への適性は血統からも十分にうかがえます。上がり馬らしい成長力に期待したい一頭で、展開が向けば人気の盲点として浮上する可能性も。牧田和弥厩舎の管理馬として、重賞の舞台でどこまで通用するかが注目されます。ドバイワールドカップ連覇馬を父に持つスケール感は魅力で、タフな流れになれば、父譲りのスタミナで粘り込む場面があるかもしれません。人気薄での一発を警戒したい、伏兵の一頭です。


チェリヴェント

レパードSオンザムービー・チェリヴェント血統分析
レパードSオンザムービー・チェリヴェント血統分析

父はコントレイル、母クリアリーコンフューズドの父はSuccessful Appealという配合の3歳馬。生産はノースヒルズという良血馬です。父コントレイルは無敗の三冠馬で、初年度産駒から活躍馬を輩出している注目の種牡馬。母父Successful Appealは北米のスピード血統で、ダート適性を補完します。三冠馬の血とダートスピードを融合させた配合です。

前走の3歳以上1勝クラス(阪神ダート1800メートル)を圧勝し、勢いに乗って参戦します。父コントレイル産駒はまだダートでのサンプルが少ないものの、母系のダート適性が生きれば、新潟の舞台でも上位を狙える器。1800メートルという距離も、この馬にとってはこなせる範囲とみられます。清水久詞厩舎の管理馬で、上がり馬らしいフレッシュな勢いが魅力。三冠馬コントレイルの初期産駒がダート重賞でどんな走りを見せるか、血統ファンにとっても注目の一戦となります。阪神ダート1800メートルの圧勝劇を、新潟の舞台でも再現できれば、上位争いに加わる可能性は十分。素質馬らしい伸びしろに期待したい一頭です。


まとめ

レパードステークス2026を血統の観点から総括すると、最重要キーワードは**「ラウンドテーブルの血」**です。過去5年の勝ち馬5頭すべて、連対馬10頭中9頭がこの血を引いており、新潟ダート1800メートルへの適性を測る絶対的な指標となっています。この条件を満たすのが、GⅠ馬パイロマンサーと、ユニコーンステークス2着のメルカントゥール。血統・実績ともに、この2頭が中心的存在です。

一方、ラウンドテーブルの血を引かずとも、生粋のダート血統で先行力のあるドンエレクトス、超良血で上昇中のマクリール、オルフェーヴル譲りのスタミナで捲るショウナンバンライも侮れません。荒れやすいこのレースだけに、パワー型血統の伏兵オンザムービーやチェリヴェントの一発にも警戒が必要です。血統が示す「ダート適性」と「新潟1800メートルへのフィット」を軸に、狙いを定めたい一戦となります。

【レパードステークス2026 競走馬情報】砂の超新星が集結!3歳ダート王決定戦の有力8頭を徹底解説

レパードS競走馬情報総まとめ
レパードS競走馬情報総まとめ

2026年8月9日(日)15時35分発走、新潟競馬場・ダート1800メートルで行われる第18回レパードステークス(GⅢ・3歳・馬齢)。JRAでは数少ない3歳限定のダート重賞で、秋のダート戦線を占う登竜門です。過去にはトランセンドやホッコータルマエ、そして2024年覇者ミッキーファイトなど、後のダートGⅠ戦線で活躍する馬を輩出してきました。本記事では、砂の超新星候補が集うこの一戦の有力各馬を、1頭ずつ詳しく見ていきましょう。


パイロマンサー(牡3歳・吉村圭司厩舎/岩田望来)

レパードSパイロマンサー競走馬情報
レパードSパイロマンサー競走馬情報

中東の経験を自信に変える世代トップクラスの実力馬。デビューから3連勝で全日本2歳優駿を制覇したポテンシャルは、世代屈指といえます。前走はUAEダービーに挑戦し、世界の強豪たちを相手に3着と立派な内容。国際経験を積んで、さらなる成長が期待されます。

父はパイロ、母セントリフュージ、母父ハードスパンという配合で、パイロ産駒はレパードステークスと好相性のダート血統。エーピーインディ系らしいパワーとスタミナを備えています。メイクデビュー京都、もちの木賞と連勝したダート1800メートルには自信があり、国内戦に限れば3戦3勝と負けなし。距離にも不安はありません。岩田望来騎手を配し、世代ナンバーワンの実績で堂々の主役を張ります。UAEダービー3着という国際舞台での経験は、この世代限定戦では大きなアドバンテージ。能力の絶対値はメンバー屈指で、力を出し切れば勝ち負けは必至。秋のダートGⅠ戦線につながる走りを見せられるか、注目の一頭です。


メルカントゥール(牡3歳・杉山晴紀厩舎/坂井瑠星)

レパードSメルカントゥール競走馬情報
レパードSメルカントゥール競走馬情報

砂の良血が開花寸前の素質馬。デビューから4戦オール連対という抜群の安定感を誇り、明確な武器となるレースセンスの高さが光ります。半兄がダート重賞で4勝を挙げたコパノキッキングという良血で、血統的な裏付けも十分です。

父はルヴァンスレーヴ、母セラドン、母父Gold Halo(ゴールドヘイロー)という配合。父ルヴァンスレーヴはJRA最優秀ダートホースで、ダート中距離に高い適性を伝えます。前走のユニコーンステークスは、勝ち馬とクビ差の2着ながら、3着に4馬身差をつける圧巻の内容でした。まだ幼さを残しながらこの走りができるあたり、成長の余地は大きく、重賞制覇は目前といえます。騎乗するジョッキーが口をそろえて幼さを指摘するほどで、完成度が上がればさらに強くなるタイプ。坂井瑠星騎手を配し、世代トップクラスの実力で勝ち負けを狙います。安定感と成長力を兼ね備えた、中心的存在の一頭。ここでの重賞初制覇へ、態勢は整いました。


マクリール(牡3歳・手塚貴久厩舎/戸崎圭太)

レパードSマクリール競走馬情報
レパードSマクリール競走馬情報

弱点の少ない安定型の実力馬。重賞初挑戦となりますが、今回と同距離の雲取賞(大井)で3着に入った実績があり、コース経験は財産です。初ブリンカー着用となった前走の小金井特別では、単勝オッズ1.9倍の支持に応えて勝利。年長馬たちを一蹴する強い内容を見せました。

父はロードカナロア、母アイリッシュシー、母父Galileoという世界的な超良血。半兄は2024年サウジアラビアロイヤルカップで2着に好走したタイセイカレントという血統背景も魅力です。ロードカナロア産駒らしいスピードと機動力を武器に、新潟ダート1800メートルの立ち回りにも対応可能。手塚貴久厩舎×ノーザンファーム生産馬という王道の組み合わせも心強い材料です。戸崎圭太騎手を配し、ブリンカー効果で集中力が増した今、重賞の舞台でも力を発揮できる態勢が整いました。弱点が少なく崩れにくいタイプだけに、安定した走りで上位争いは必至。血統的な素質は世代でも上位クラスで、内枠を引いてスムーズに立ち回れれば、勝ち負けまで期待できる一頭です。


ドンエレクトス(牡3歳・高木登厩舎/荻野極)

レパードSドンエレクトス競走馬情報
レパードSドンエレクトス競走馬情報

ダートの名門厩舎が送り込む充実の一頭。キャリア9戦中7連対という抜群の堅実さを誇り、硬軟自在の脚質でどんな展開にも対応できるのが強みです。近2戦はともにオープン特別で、伏竜ステークス2着、青竜ステークス1着と、充実ぶりが際立っています。

父はダノンレジェンド、母ドナプリモ、母父フリオーソという生粋のダート血統。所属する高木登厩舎は、ウシュバテソーロやサウンドトゥルーなど、ダートの名馬を数多く手がけてきた名門です。前走の青竜ステークスでは楽に先行して完勝し、状態はさらに上向き。先行力があり、新潟ダート1800メートルの主役候補の一頭に挙げられます。荻野極騎手を配し、青竜ステークスの勢いそのままに重賞初制覇を狙います。硬軟自在でどんな馬場・展開にも対応できる自在性は、荒れやすいこのレースにおいて大きな安定感をもたらします。名門厩舎の期待を背負い、堅実な走りで上位争いに加わる、信頼度の高い一頭です。


ショウナンバンライ(牡3歳・松下武士厩舎/田山旺佑)

レパードSショウナンバンライ競走馬情報
ショウナンバンライ

砂で覚醒した高額取引の素質馬。兄はともに重賞勝ち馬のラーゴム、エコロブルームという良血で、自身もセレクトセールで高額取引された期待馬です。初勝利は芝でしたが、ダートに転じた近2戦はともに5馬身差の圧勝劇と、完全に本領を発揮しています。

父はオルフェーヴル、母シュガーショック、母父Candy Ride(キャンディライド)という配合。父オルフェーヴルは、ドバイワールドカップ優勝のウシュバテソーロなど、ダートの活躍馬を輩出しています。母父キャンディライドの血で底力と成長力に富み、ダート適性の高さは近2走の圧勝が証明済み。田山旺佑騎手を配し、勢いそのままに重賞の舞台に挑みます。父オルフェーヴル譲りのスタミナを生かし、身上は好位からの押し切り。新潟ダート1800メートルの長い直線で、パワーとスタミナでねじ伏せる競馬が理想です。5馬身差圧勝を連発する破格のパフォーマンスは、世代上位級。成長力に富む血統だけに、さらなる上昇も見込める注目の上がり馬で、一気の重賞制覇があっても驚けません。


オンザムービー(牡3歳・牧田和弥厩舎/未定)

レパードSオンザムービー競走馬情報
レパードSオンザムービー競走馬情報

夏のダートで急上昇中の上がり馬。デビューから5戦した芝では勝利を挙げられませんでしたが、ダートに転じて2戦2勝と本領を発揮しています。札幌の前走は、自ら動いて行く形で後続に1秒8差をつける圧勝劇。破格の内容で、一気に評価を上げました。

父はサンダースノー、母インザムービー、母父リアルインパクトという配合。父サンダースノーはドバイワールドカップを連覇した世界的なダート王で、産駒にダートのパワーとスタミナを強く伝えます。長く使える末脚がストロングポイントで、重賞の締まった流れも向きそうです。母父リアルインパクトは安田記念を制したスピード馬で、快速の要素を補完。芝で培ったスピードとダートのパワーを兼ね備え、新潟の長い直線でこそ持ち味が生きるタイプです。1秒8差という圧勝の内容から、ダート適性はもはや疑いようがありません。上がり馬らしい勢いと成長力に期待がかかり、展開が向けば人気以上の走りも十分。ドバイワールドカップ連覇馬を父に持つスケール感を武器に、重賞の舞台でどこまで通用するか注目の一頭です。


タガノアバンドーネ(牡3歳・角田晃一厩舎/川田将雅)

レパードSタガノアバンドーネ競走馬情報
レパードSタガノアバンドーネ競走馬情報

抜群のレースセンスが光る素質馬。半兄タガノマカシヤも昨年の当レースに出走(11着)しており、兄の借りを返したい一戦です。1番人気に支持された前走では、正攻法の競馬で年長馬を撃破。重馬場のハイペースにも対応し、地力の高さを証明しました。

父はモズアスコット、母タガノディーバ、母父フジキセキという配合。父モズアスコットは安田記念とフェブラリーステークスに勝った芝ダートの二刀流で、この馬が産駒のJRAダート重賞初勝利を飾れるかも注目です。抜群のレースセンスと立ち回りの巧さは、機動力が求められる新潟ダート1800メートルで生きるもの。川田将雅騎手を配し、重賞初制覇を狙います。前走で重馬場のハイペースを克服したように、どんな条件でも自分の競馬ができる安定感が武器。正攻法で年長馬を負かした内容は評価が高く、世代同士の一戦なら地力は上位クラスです。スムーズなレース運びができれば、上位争いは必至。兄が果たせなかった当レースでの好走を、弟が実現できるか期待がかかる一頭です。


ヒシアムルーズ(牡3歳・堀宣行厩舎/佐々木大輔)

レパードSヒシアムルーズ競走馬情報
レパードSヒシアムルーズ競走馬情報

重賞経験が砂で開花した素質馬。芝でデビュー勝ちを収め、札幌2歳ステークス、青葉賞と芝の重賞にも挑戦してきた実力馬です。初ダートとなった前走で2馬身半差の快勝を収め、パワフルな走りで新境地を開きました。

父はサートゥルナーリア、母ソーメニーウェイズ、母父Sightseeing(サイトシーイング)という配合。父サートゥルナーリアはロベルト系の血を引くパワー型で、ダート適性のある産駒も出しています。半兄ルシュヴァルドールは今年のプロキオンステークスで3着と、ダート重賞で好走した実績があり、一族のダート適性の高さは証明済み。佐々木大輔騎手を配し、初ダート快勝の勢いそのままに重賞に挑みます。芝の重賞で揉まれた経験は、この世代限定戦では大きな財産。パワフルな走りは新潟ダート1800メートルにも対応可能で、距離延長も血統的にこなせる範囲とみられます。名門・堀宣行厩舎の管理馬として、ダートで本格化したその素質がどこまで通用するか。芝重賞の経験値とダートの新境地を武器に、上位争いを狙う注目の一頭です。


まとめ

レパードステークス2026は、砂の超新星候補が集結する好メンバーとなりました。中心は、全日本2歳優駿を制しUAEダービー3着の実績を誇るパイロマンサーと、デビューから4戦オール連対でユニコーンステークス2着のメルカントゥール。この2頭が、実績・素質の両面で世代トップクラスの評価となります。

これに、超良血で前走圧勝のマクリール、ダート名門厩舎で堅実なドンエレクトス、5馬身差圧勝を連発するショウナンバンライが続きます。さらに、1秒8差圧勝のオンザムービー、レースセンス抜群のタガノアバンドーネ、初ダート快勝のヒシアムルーズと、勢いのある上がり馬も多彩。荒れやすい一戦だけに、実績馬と上がり馬の力関係、そして枠順を照らし合わせながら、狙いを定めたい一戦となります。

【レパードステークス2026 追い切り徹底分析】結論=好調教の3頭に注目!メルカントゥール・ショウナンバンライ・マクリールが状態上位

2026年8月9日(日)15時35分発走、新潟競馬場・ダート1800メートルで行われる第18回レパードステークス(GⅢ・3歳・馬齢)。荒れやすい3歳ダート重賞を、各馬の追い切り・調教の状態から徹底的に分析します。

レパードS追い切り分析 総まとめ
レパードS追い切り分析 総まとめ

結論|追い切りベストはこの3頭

最初に結論をお伝えします。今回の追い切りで、特に高い評価を与えたいのは以下の3頭です。

まず筆頭が、メルカントゥール。最終追い切りは坂路で4ハロン55秒5-ラスト13秒1をマークし、軸がブレない上々の動き。担当助手が「春先よりも馬のベースが良くなった」と明言する成長ぶりで、状態は文句なしです。次に、ショウナンバンライ。1週前追い切りの内容から「重賞級の完成度」と高く評価されており、ダート2連勝の勢いそのままに、上昇一途の状態にあります。3頭目が、マクリール。栗東CWコースで7ハロン99秒6-ラスト11秒4を強めにマークし、古馬を追走して先着する好内容。ブリンカー効果で集中力も増しています。

これに、青竜ステークスを完勝した勢いを維持するドンエレクトス、UAEダービー帰りで能力最上位のパイロマンサーの状態を加味して、最終的な狙いを組み立てたいところです。それでは、各馬の追い切り内容を1頭ずつ詳しく見ていきましょう。


メルカントゥール(杉山晴紀厩舎/坂井瑠星)

レパードSメルカントゥール追い切り分析
レパードSメルカントゥール追い切り分析

今回の追い切りで、最も高い評価を与えたい一頭。最終追い切りは坂路で単走を行い、4ハロン55秒5-ラスト13秒1をマークしました。2週続けて坂井瑠星騎手を背にウッドチップコースでしっかりと負荷をかけていたため、この日は走りのバランスを確認する軽めの内容。それでも終始リラックスした走りを披露し、軸がブレずに走れて、動きの質は上々でした。

注目すべきは、担当の房野助手のコメントです。「春先よりも馬のベースが良くなって、普段の角馬場、坂路でも頭を上げなくなって、体を使えるようになってきた」と、確かな成長を感じ取っています。さらに「右手前で走りたがる面があるので、左回りは合っていると思う」と、新潟の左回りコースへの適性にも太鼓判。デビューから4戦オール連対の安定感に、心身両面の成長が加わり、状態は文句なしのトップクラスです。前走のユニコーンステークス2着から、着実に上積みが見込める仕上がり。追い切りの動き、陣営のコメント、コース適性のすべてが揃い、重賞制覇へ視界は良好。堂々の主役級の状態にあります。


ショウナンバンライ(松下武士厩舎/田山旺佑)

レパードSショウナンバンライ追い切り分析
レパードSショウナンバンライ追い切り分析

追い切りから、重賞級の完成度が評価される一頭。1週前追い切りの内容が特に注目されており、時計自体は派手ではないものの、動きの質の高さから「重賞級の完成度」と高く評価されています。ダート転向後に2連勝中で、その勢いそのままに順調な調整過程を歩んでいます。

近2戦がともに5馬身差の圧勝という破格のパフォーマンスを見せているだけに、その状態を維持できているかが最大の焦点でしたが、追い切りの動きを見る限り、状態面に不安はなさそうです。父オルフェーヴル譲りのスタミナと、母父キャンディライドの成長力を感じさせる、力強い動き。セレクトセールの高額取引馬らしいスケール感も、追い切りから伝わってきます。田山旺佑騎手とのコンビで結果を出しているだけに、この夏の勢いをそのまま持ち込める組み合わせも心強い材料です。斤量が55キログラムから57キログラムへ増える点、そして重賞への相手強化は当然ありますが、前走の勝ち方には明らかな余力がありました。上昇一途の状態で、重賞初挑戦でも堂々と勝ち負けを狙える仕上がりにあります。


マクリール(手塚貴久厩舎/戸崎圭太)

レパードSマクリール追い切り分析
レパードSマクリール追い切り分析

好調教で状態上位に評価したい一頭。1週前追い切りは栗東CWコースで、7ハロン99秒6-68秒0-53秒0-38秒1-ラスト11秒4を強めにマーク。エイシンリブウェル(一杯)の内0秒4追走・0秒1遅れという、負荷をしっかりかけた好内容でした。古馬を相手に終いまでしっかり伸びており、動きの質は高評価です。

初ブリンカー着用となった前走の小金井特別を勝利し、その効果で集中力が増した状態を、追い切りでも維持できています。父ロードカナロア×母父Galileoという超良血らしい、しなやかでスピード感のある動き。手塚貴久厩舎の入念な仕上げで、重賞初挑戦に向けて態勢は整いました。戸崎圭太騎手はこのレースおよび同条件の騎乗で好成績を残しており、コンビの信頼度も高い材料です。弱点が少なく崩れにくいタイプだけに、この good な状態なら、安定した走りで上位争いは必至。追い切りの内容から、素質を存分に発揮できる仕上がりにあると判断できます。中穴として、妙味も十分な一頭です。


パイロマンサー(吉村圭司厩舎/岩田望来)

レパードSパイロマンサー追い切り分析
レパードSパイロマンサー追い切り分析

能力最上位馬の状態が問われる一頭。前走のUAEダービー(3着)から約4か月ぶりの実戦となるため、この休み明けをどう仕上げてきたかが最大のポイントです。全日本2歳優駿を制した世代ナンバーワンの実力馬だけに、順調な調整過程を踏めていれば、能力の高さで他馬を圧倒できる立場にあります。

長期休養明けとはいえ、国内では3戦3勝と負けなしで、ダート1800メートルには自信あり。陣営も本番に向けて、入念に乗り込みを重ねてきました。中東の大舞台を経験した馬だけに、精神的なタフさも備わっており、久々でも大きく崩れる心配は小さいとみられます。岩田望来騎手を配し、休み明けでも能力で勝ち切れるかが焦点。ただし、4か月ぶりという点は、状態面でわずかな割引材料になる可能性もあり、当日の馬体重や気配をしっかり確認したいところです。仕上がりに問題がなければ、能力の絶対値はメンバー屈指。追い切りで動きの良さと実戦感覚の戻りを示せていれば、堂々の主役として勝ち負けを期待できる一頭です。


ドンエレクトス(高木登厩舎/荻野極)

レパードSドンエレクトス追い切り分析
レパードSドンエレクトス追い切り分析

充実の状態を維持する一頭。前走の青竜ステークスを完勝した勢いそのままに、順調な調整過程を歩んでいます。キャリア9戦中7連対という堅実さを支える、安定した状態のよさが持ち味。追い切りでも、硬軟自在の脚質を裏付ける、バランスの取れた動きを見せています。

前哨戦としては、青竜ステークスでの先行力だけでなく、直線でも後続を突き放した持続力の高さが評価されており、その good な状態を維持できているのは大きな強みです。ダートの名馬を数多く手がけてきた高木登厩舎だけに、仕上げの技術は確か。ウシュバテソーロやサウンドトゥルーを管理した名門の期待馬として、態勢は万全に整えられています。荻野極騎手を配し、青竜ステークスの再現を狙います。硬軟問わずどんな馬場・展開にも対応できる自在性は、荒れやすいこのレースにおいて、状態面の安定感という形で大きな武器となります。追い切りの内容からも、充実期にあることは明らか。先行力を武器に、堅実な走りで上位争いに加わる仕上がりにあります。


タガノアバンドーネ(角田晃一厩舎/川田将雅)

レパードSタガノアバンドーネ追い切り分析
レパードSタガノアバンドーネ追い切り分析

抜群のレースセンスを支える状態が問われる一頭。1番人気に応えた前走の勝利から、順調に調整過程を歩んでいます。追い切りでも、レースセンスの高さを裏付ける、実戦的な動きを見せており、状態面に大きな不安はなさそうです。

父モズアスコット譲りのスピードと、立ち回りの巧さを感じさせる、機動力のある動きが持ち味。半兄タガノマカシヤも昨年の当レースに出走しており、一族にとってゆかりのある舞台です。前走で重馬場のハイペースを克服した地力の高さは、状態のよさの裏返しでもあります。川田将雅騎手を配し、重賞初制覇を狙う態勢が整いました。どんな条件でも自分の競馬ができる安定感は、追い切りの動きからも見て取れます。世代同士の一戦なら地力は上位クラスで、good な状態を保っているだけに、スムーズなレース運びができれば上位争いは必至。追い切りの内容から、力を出せる仕上がりにあると判断できる、注目の一頭です。


ヒシアムルーズ(堀宣行厩舎/佐々木大輔)

レパードSヒシアムルーズ追い切り分析
レパードSヒシアムルーズ追い切り分析

ダートで本格化した状態が注目される一頭。初ダートとなった前走を2馬身半差で快勝し、その勢いそのままに調整過程を歩んでいます。名門・堀宣行厩舎の管理馬らしく、追い切りでも、パワフルさとバランスを兼ね備えた good な動きを見せています。

芝の重賞(札幌2歳ステークス、青葉賞)で揉まれた経験を持つだけに、追い切りでも実戦感覚は十分。初ダート快勝で新境地を開いた勢いを、状態面でも維持できています。父サートゥルナーリアのパワーを感じさせる、力強い動きが持ち味で、新潟ダート1800メートルへの対応にも問題はなさそう。半兄ルシュヴァルドールが今年のプロキオンステークスで3着に好走したように、一族のダート適性の高さも、状態のよさを後押しします。佐々木大輔騎手を配し、上位争いを狙う態勢が整いました。堀宣行厩舎の入念な仕上げで、ダート本格化の勢いをそのまま本番にぶつけられる状態。追い切りの動きから、距離延長にも対応できる仕上がりにあると判断でき、上昇馬らしいフレッシュな勢いに期待がかかります。


まとめ

レパードステークス2026の追い切りを総括すると、状態面で一歩リードするのは、坂路で上々の動きを見せ陣営が成長を口にするメルカントゥール、1週前追い切りから重賞級の完成度と評価されるショウナンバンライ、そして栗東CWで古馬を追走して好時計をマークしたマクリールの3頭です。

これに、青竜ステークス完勝の勢いを維持するドンエレクトス、抜群のレースセンスを支える good な状態のタガノアバンドーネ、ダート本格化の勢いを保つヒシアムルーズが続きます。能力最上位のパイロマンサーは、UAEダービーから約4か月ぶりの休み明けをどう仕上げてきたかが焦点。当日の馬体重や気配を、しっかり確認したいところです。荒れやすい一戦だけに、追い切りの状態と実績を照らし合わせながら、最終的な狙いを絞り込んでいきましょう。

【レパードステークス2026 当日最新情報】絶好の乾いた高速ダート!全12頭のオッズ・枠順・狙い目を馬番順に完全チェック

レパードS当日最新情報
レパードS当日最新情報

いよいよレパードステークス2026(GⅢ・新潟ダート1800メートル・3歳馬齢)の当日を迎えました。2026年8月9日(日)15時35分発走、全12頭立てで争われる、秋のダートGⅠ戦線を占う3歳限定重賞です。枠順・オッズ・馬場状況の当日最新情報を、馬番順にすべてチェックしていきます。

当日の馬場傾向|週間ノー雨のカラカラ乾燥ダート

まず注目したいのが、当日の馬場状況です。新潟競馬場は開催週を通してまとまった降雨がなく、8月9日時点で天候は晴、ダートは良馬場。土曜夜時点でダートの含水率は2パーセント台と、カラカラに乾燥したパワー型のコンディションです。使用コースはAコース(内柵を最内に設置)となっています。

乾いた新潟ダート1800メートルは、砂を苦にしないパワーと、先行できる機動力が問われる舞台。ただし、当日午後は新潟市周辺でゲリラ雷雨の可能性も指摘されており、急な雨が降れば時計の速い脚抜きの良い馬場に一変する点は、頭に入れておきたいところです。血統面の攻略指標「ラウンドテーブルの血」、データ面の「キャリア6~8戦・内枠有利」も併せて、全12頭を馬番順に見ていきましょう。オッズは8月8日夜時点のものを基準にしています。


【1枠1番】オオツカ(津村明秀・57.0/単勝23.1倍・9番人気)

父キタサンブラック×母父モーリスという血統馬。最内枠を引き、ロスなく立ち回れれば見せ場を作れる可能性があります。人気は落ちますが、内枠を生かして流れに乗りたいところ。乾いたパワー馬場で、地力の証明を狙います。

【2枠2番】ファイアマン(原優介・57.0/単勝18.3倍・8番人気)

父ディスクリートキャット×母父パイロという、ダート色の濃い血統が魅力の一頭。母父パイロは、本レースと好相性のダート血統です。2枠の内目を生かし、乾いた馬場でパワーを発揮できれば、人気以上の激走もありそう。伏兵として警戒したい存在です。

【3枠3番】ヒシアムルーズ(佐々木大輔・57.0/単勝26.1倍・10番人気)

芝の重賞(札幌2歳ステークス、青葉賞)で揉まれた経験を持ち、初ダートの前走を2馬身半差で快勝した実力馬。父サートゥルナーリアのパワー型で、半兄ルシュヴァルドールは今年のプロキオンステークス3着と、一族のダート適性は証明済みです。堀宣行厩舎の管理馬で、状態は good。人気を落としているだけに、乾いたパワー馬場で新境地の走りを見せれば、妙味たっぷりの一頭です。

【4枠4番】チェリヴェント(吉村誠之助・57.0/単勝17.6倍・7番人気)

父コントレイル×母父Successful Appealという血統の3歳馬。三冠馬コントレイルの産駒がダート重賞でどんな走りを見せるか、注目が集まります。4枠の中目からスムーズに運べれば、上位食い込みの目も。乾いた馬場での対応力が鍵となります。

【5枠5番】マクリール(戸崎圭太・57.0/単勝13.6倍・5番人気)

父ロードカナロア×母父Galileoの超良血で、初ブリンカーの前走・小金井特別を単勝1.9倍に応えて勝利。同距離の雲取賞(大井)3着の実績もあります。栗東CWで古馬を追走して0秒1遅れの好時計をマークし、ブリンカー効果で集中力も充実。手塚貴久厩舎の入念な仕上げで態勢は万全です。5枠5番の中枠から、弱点の少ない安定感を武器に上位争いは必至。中穴として妙味十分の一頭です。

【5枠6番】ドンエレクトス(荻野極・57.0/単勝5.4倍・4番人気)

キャリア9戦中7連対の堅実派で、近2戦は伏竜ステークス2着、青竜ステークス1着と充実。父ダノンレジェンド×母父フリオーソの生粋のダート血統で、乾いたパワー馬場は大歓迎です。ウシュバテソーロを手がけた高木登厩舎の期待馬で、青竜ステークス完勝の勢いそのまま状態は充実期。先行力があり、5枠6番の中枠は絶好の位置取り。硬軟自在の自在性で、堅実に上位争いへ加わる信頼度の高い一頭です。

【6枠7番】パラダイスフェイス(石橋脩・57.0/単勝75.7倍・12番人気)

父エスポワールシチー×母父Distorted Humorという血統馬。最も人気薄の一頭ですが、父エスポワールシチーはダートGⅠ7勝の名馬。乾いたパワー馬場で、血の記憶が呼び覚まされれば、大波乱の使者となる可能性も秘めています。

【6枠8番】テンカムテキ(石川裕紀人・57.0/単勝43.4倍・11番人気)

父ナダル×母父サウスヴィグラスという、スピードとパワーを兼ね備えたダート血統の一頭。母父サウスヴィグラスは、地方・中央で活躍馬を多数出したダートの名種牡馬です。人気薄ですが、乾いた高速ダートで先手を取れれば、粘り込みの一発があっても不思議ではありません。

【7枠9番】ショウナンバンライ(田山旺佑・57.0/単勝3.7倍・1番人気)

ダート転向後2戦をともに5馬身差で圧勝した破格の素質馬で、堂々の1番人気。父オルフェーヴル×母父Candy Rideの血統で、兄はラーゴム、エコロブルームという良血です。1週前追い切りから「重賞級の完成度」と評価され、状態は上昇一途。7枠9番からでも、好位からの押し切りという自在性があれば、対応は可能です。5馬身差圧勝を連発するパフォーマンスは世代上位級で、重賞初挑戦でも中心的存在。乾いたパワー馬場も、オルフェ産駒には向く条件です。

【7枠10番】タガノアバンドーネ(菱田裕二・57.0/単勝14.3倍・6番人気)

1番人気に応えた前走で、正攻法の競馬で年長馬を撃破した実力馬。父モズアスコット×母父フジキセキの血統で、抜群のレースセンスと立ち回りの巧さが武器です。前走で重馬場のハイペースを克服した地力は本物で、状態も good。7枠10番の外目に入りましたが、砂をかぶらない好位の外を取れれば、持ち味が存分に生きます。想定の川田騎手から菱田騎手への乗り替わりとなりましたが、世代同士なら地力は上位。スムーズなら上位争い必至です。

【8枠11番】パイロマンサー(岩田望来・57.0/単勝5.0倍・3番人気)

全日本2歳優駿を制し、UAEダービー3着の実績を誇る世代ナンバーワンの実力馬。父パイロはレパードステークスと好相性のダート血統で、過去5年の勝ち馬が引くラウンドテーブルの血を持ちます。国内は3戦3勝で負けなし、ダート1800メートルには自信あり。焦点はUAEダービーから約4か月ぶりの休み明けですが、中東経験の精神的タフさがあり、久々でも崩れる心配は小さいとみられます。8枠11番の外枠は課題ですが、能力の絶対値はメンバー屈指。仕上がりに問題なければ、能力で勝ち切れる主役候補です。

【8枠12番】メルカントゥール(坂井瑠星・57.0/単勝4.4倍・2番人気)

デビューから4戦オール連対で、前走ユニコーンステークス2着(3着に4馬身差)の安定株。父ルヴァンスレーヴ×母父Gold Haloの血統で、パイロマンサーと同じくラウンドテーブルの血を引きます。最終追い切りは坂路4ハロン55秒5をマークし、房野助手が「春先より馬のベースが良くなった」「左回りは合っている」と成長を実感。状態は文句なしのトップクラスです。8枠12番の大外は割引材料ですが、抜群の安定感と成長力で、重賞制覇へ視界良好。乾いた馬場でも、確かな地力で対応できる中心格です。


まとめ|乾いたパワー馬場、狙いは砂を苦にしない先行力

レパードステークス2026は、週間ノー雨のカラカラに乾いた良馬場で行われます。含水率2パーセント台のパワー型ダートは、砂を苦にしない地力と、先行できる機動力を持つ馬に有利。近3年のデータ通り、内枠・先行有利の傾向が、より強まりそうです。

オッズ上の中心は、1番人気ショウナンバンライ(3.7倍)、2番人気メルカントゥール(4.4倍)、3番人気パイロマンサー(5.0倍)、4番人気ドンエレクトス(5.4倍)の4頭。実力上位が順当に人気を集めています。ラウンドテーブルの血を引くメルカントゥール・パイロマンサーは血統的な裏付けも十分で、5馬身差圧勝のショウナンバンライ、堅実なドンエレクトスと合わせて、この4頭が主軸候補です。中穴では、栗東CWで好時計のマクリール、ダート血統のヒシアムルーズも侮れません。ただし、当日午後のゲリラ雷雨で馬場が渋れば、脚抜きの良い高速決着に一変する可能性も。直前の馬場状態とパドックの気配、そしてオッズの動きを、しっかりチェックして最終判断を下しましょう。

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